米富豪イーロン・マスク氏が、イギリス政治への関心をますます強めている。
5日には、英野党「リフォームUK」の党首をナイジェル・ファラージ氏をから交代させるべきだと主張した。
マスク氏は数週間前に、同党への寄付を検討していると報じられていたが、所有するソーシャルメディア「X」への投稿で、ファラージ氏には党を率いる資質がないと述べた。
ファラージ氏はこれについて、マスク氏がイギリスの極右活動家トミー・ロビンソン(本名スティーヴン・ヤクスリー=レノン)受刑者を支持していることについて、自分たちの意見が食い違っていることが原因だと示唆している。
マスク氏はまた、組織的な児童性的虐待に対する調査について英労働党政府を批判。イングランドとウェールズの検察トップだった当時のキア・スターマー首相が「レイプ・ギャング」を適切に起訴しなかったと非難したり、担当閣僚を「レイプ擁護者」と呼ぶなど、物議をかもしている。
ヘレン・キャット記者が報告する。