東芝メモリ売却劇、外為法違反適用は「愚策」

意味がないどころかマイナス

東芝メモリの売却に大きな影響を及ぼしているのが、日本政府が持ち出してきた外為法である。本稿では、外為法が、東芝や東芝メモリにとって何をもたらすかを論じる。

日本とは大違い、メジャーリーグのビデオ判定シス…

アメリカのメジャーリーグは2014年から、監督が審判の判定に異議を申し立てる場合、ビデオ判定を要求できる「チャレンジ方式」を導入している。

トランプがロシア嫌いになった理由

ロシアに友好的なトランプ政権との見方は時代遅れで、現実が変化を強いたと。

最強の組織力を作るために社長が絶対にやってはい…

組織力を作るための「社長のやること」ではなく、「社長のやってはいけないこと」に焦点を絞ってまとめてみました。これは、見落としがちなことですが、時にはクリティカルに組織へダメージを与えてしまいます。

フランスの新ファーストレディーとマクロンの前途

今回あたかもナポレオンが成したごとく彗星のように登場したのがエマヌエル・マクロンで、そのマクロンが勝利宣言の舞台に、すべて彼女のお陰だと手を引いて登壇したのが、妻ブリジットだ。

中国はなぜ東芝メモリを買いたかったのか

世界の半導体企業〝爆買い〟後の新戦略

なぜ中国は、半導体に注力するのか？　また、デジタル家電、液晶、太陽電池などは、中国が猛威を振るっている。にもかかわらず、これまで中国の半導体が鳴かず飛ばずだったのはなぜか？　そして、低空飛行を続けてきた中国半導体産業は、今後、どのようにな…

母乳はいつまで与えればいいのでしょうか？

小児科編・第21回

1歳を過ぎたばかりの子どもがいます。食べることが大好きで、母乳はあげれば飲みますがとくに欲しがる様子もありません。いつまで母乳をあげるべきなのでしょうか？

民主主義に関心なし、中国に足下を見られているト…

香港行政長官選挙で、前政務官で親中派の林鄭氏が勝利したことについて、その背後に中国政府の介入があるのは明らかだが、トランプ政権は民主主義の尊重に関心がなく、中国に足下を見られている。

成功する人の習慣を集大成、「ポジティブ思考」中…

ハリウッドでの成功と不動産投資、シュワルツェネッガーの戦略

アメリカではポジティブ思考を奨励する本がよく売れる。セミナーなども盛況で自己啓発はひとつの産業として成り立っている。

韓国大統領選で先頭走る文在寅氏とは何者か

韓国の大統領選で優勢を保ったまま最終盤にきた文在寅氏。その人物像を紹介したい。

北朝鮮の暴発を恐れたトランプの真意

ドナルド・トランプ米大統領は米通信社ブルームバーグとのインタビューの中で、すべての選択肢の中に米朝会談が含まれていることを示唆しました。「適切な条件下であれば」と加えながらも、なぜこのタイミングで同大統領は会談の可能性に言及したのでしょう…

手織りの丹後ちりめんから生まれる、三次元の美し…

KUSKA〈クスカ〉のネクタイ

染色から縫製までハンドメイドで作られるネクタイ・クスカは、光を反射し美しい陰影をなす。高級ブランドと並べて扱われるこのブランドは京都丹後の小さな会社で作られている。サーフィンが趣味のイケメン社長が、丹後の海色のネクタイとともに待っていた。

米サウジ、反イラン網構築へ、トランプ中東歴訪で…

トランプ大統領は5月下旬、イタリア・シチリア島で開かれる先進7カ国(G7)首脳会議に先だってサウジアラビア、イスラエルを訪れるが、この訪問で中東地域の緊張は緩和どころか逆に激化しそうな雲行きだ。

中国の経済圧力をかわす方法

中国の、台湾ひいてはアジア太平洋諸国に対する経済的圧力を成功させないためには、米台・日台FTA、その他、地域の共同対処が重要である。

ダージリンで出会った韓国若者から見えてきた奇怪…

彼らが若者らしく誠実に真剣に政治問題に関心を持っているのは痛いほど理解できるが、広く国際情勢を見ずに目前の国内政局に固執してしまう背景が理解できなかった。

日本が注意しなければならない仏大統領に一番近い…

フランスの高級官僚も、日本同様、試験に落ちたことがないのが普通だ。嫁選びも釣り合いを考えたものが普通だ。これも日本と同様だろう。すなわち金のある家の娘が良縁となる。しかし、エマニュエル・マクロンはすべてにわたって予定調和を否定している。

次の狙いは北朝鮮との秘密交渉か、トランプ流外交…

トランプ大統領は軍事行動も辞さないという強硬姿勢を見せる一方で、金正恩朝鮮労働党委員長との対話の可能性を示唆。硬軟取り混ぜたこうした発言は一部に、トランプ氏が北朝鮮に秘密交渉を仕掛ける布石ではないかとの観測を呼んでいる。

ハイブリッド・ガスタービンシステムの正体

今年1月、テスラとの提携による80メガワット時の巨大な蓄電施設、バッテリーパークをロサンゼルス近郊にオープンさせた電力会社、サザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)。4月18日にはジェネラル・エレクトリック(GE)との合弁による世界初の…

がんばろうロッテ

あまり大きく報道されていないが、これは今年のプロ野球の〝異変〟のひとつに数えてもいいと思う。ロッテ打線の極度な不振だ。

GWにたしなみたい「日本経済論講義」

著者は、かつて経済企画庁（現在の内閣府）で経済白書を執筆されたこともあり、生きた経済を見る眼と経済学理論を両方備えている方です。評者は、著者を正統派エコノミストの第一人者であると確信しています。