2024年5月4日(土)

BBC News

2024年4月22日

飼い主との旅行中にオーストラリアに取り残され、行方不明になっていた犬が、「1カ月に及ぶ悪夢」を経て、英ウェールズで飼い主と再会した。

ジャック・ラッセルの交配種であるマイロは、飼い主がイギリス行きの飛行機に登場する際、空港の係員の元から逃げ出した。

飼い主のジェイソン・ワットナルさんは、ペット輸送会社から愛犬が迷子になったと知らされ、「非常に心配で動揺している」と語っていた。

BBCは、豪メルボルンに本社を置くエアロペットにコメントを求めている。

ワットナルさんは19日、英ロンドン・ヒースロー空港でマイロと再会し、「戻って来てくれて素晴らしい気持ちだ」と語った。

「この子がそばにいる人生を(中略)また歩むことができます」

ワットナルさんによると、マイロはメルボルン空港で係員から「逃亡」し、17日間、メルボルン市内をさまよっていた。

その後、インターネット上で捜索活動が始まると、マイロは何度も目撃された。

しかし、捜索に協力した別のペット輸送会社「ペットラヴェラー」のレニー・トーマスさんは、「マイロはとてつもなく足が速かった」と語った。

マイロは最終的に、動物保護団体が設置したわなで捕獲された。

「そこで私たちは、マイロの世話をし、オーストラリアからイギリスへの安全な移動を保証するために介入した」と、トーマスさんは説明した。

マイロとの再会についてワットナルさんは、「すぐに私の腕に飛び込んできた」と話した。

「ピーピーと鳴いたり、あらゆる音を出していました。長い間、私たちを探していたんだと思います」

ワットナルさんは、「ペットとの旅行への信頼を回復」してくれたペットラベラーに感謝した。

一方、マイロを迷子にしたエアロペットを批判した。

「旅行会社に大金を払う以上、ペットに最大限の注意を払うのは当然のことです」

「マイロが迷子になり、本当にどこにいるのかわからないと知って、非常に心配し、動揺しました」

今後、マイロと旅行をするかという質問に、ワットナルさんは「絶対にしません(中略)私にとって赤ちゃんのような存在なので」と話した。

(英語記事 Dog's UK reunion after being lost in Australia

提供元:https://www.bbc.com/japanese/articles/czq53e0l9zpo


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