11月末にシリア北西部から南へと進攻を開始した反政府勢力「ハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS、「シャーム解放機構」の意味)」は8日、首都ダマスカスに入り、勝利を宣言した。
シリアのバッシャール・アル・アサド政権が倒れて2日目の9日、首都の中心部では引き続き、大勢が集まり、喜びをあらわにしていた。
HTSの戦闘員だけでなく、民間人も口々に「解放」を喜び、未来への期待を口にしている。
前日には市内各地で略奪や破壊行為が報告されたが、9日はHTS戦闘員が政府庁舎や市場などを警備していた。
市内からBBCのヨギタ・リマエ特派員が報告する。