国防日報は、9月22日に就任した姜信哲国防部長官の動静を連日トップで報じ、国産ロケット「ヌリ号」の打ち上げ成功を大きく扱った。予備役陸軍大将の新長官は「戦士共同体」を掲げ、北朝鮮の地雷をめぐって強い姿勢を示した。空を見上げると、宇宙では朝鮮半島を高い頻度で撮影する衛星コンステレーションの構築が進んでいる。
姜信哲国防部長官の動向を連日報道
国防日報」は10月6日から3日連続で、9月22日に就任した姜信哲国防部長官の言動を1面で報じた。
姜長官は就任式で、軍と将兵は給与で契約した関係ではなく、軍は憲法と国家を守るため召集された戦士の共同体だと語りかけた。式の直後に記者室を訪れた際には、米軍が主導し韓国軍が支援するかつての構図から脱し、米韓連合軍司令部では数年前から韓国軍が計画や演習を主導していると説明した。韓国軍指揮官が前面に立ち、米軍が支援に回る現在の態勢の方がはるかに強力だとの見方だ。
就任前日の21日には、非武装地帯(DMZ)で第25歩兵師団の将兵が地雷の爆発で負傷していた。姜長官は就任翌日の朝、国軍首都病院で負傷者を見舞った。韓国紙によると、重傷を負った捜索大隊長は自分の容体より先に、部下の無事を尋ねたという。
10月2日には在韓米軍基地キャンプ・ハンフリーズを初めて訪れ、戦争の歴史に触れながら、米韓が共に戦う意志を持つことが何より重要だと説いた。
韓国軍と国連軍司令部は、爆発は北朝鮮が軍事境界線(MDL)の南側に埋めた地雷によるものと結論づけ、韓国軍は5日、軍事境界線より南側で見つかった北朝鮮の地雷原を初めて物理的に除去した。姜長官は翌6日、全ての責任は北朝鮮にあると断じ、負傷将兵が治療に専念できるよう支えると約束した。

