WEDGE REPORT

2017年2月21日

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 この問題について、最も詳細に追跡しているのは、在日韓国人在野研究家、金光烈氏の著書『足で見た筑豊:朝鮮人炭鑛勞動の記錄』(2004)である。金光烈氏はこの本の中で、「落書き」について分析し、それが捏造であることを明らかにしている。

 ここまで、朝鮮人強制連行悲劇のシンボルになった「落書き」が実は捏造であるという話を紹介してきた。だが、これらは韓国社会ではあまり知られていない話とはいえ、日本国内で既に発表された内容である。

 後半は、「落書き」の裏にあるより大きな問題について述べる。この映画が作られた目的と背景についてだ。実は、映画『乙巳年の売国奴』は日本を批判することを目的とした映画ではない。日韓の「和解」を妨害するため作られた映画なのだ。

⇒後編に続く

  
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