特集:高市新総裁の研究
自民党総裁に女性初の新総裁が誕生した。大方の予想に反する結果は自民党や日本の政治を変えるのか。様々な角度から検証する。
-
2025/10/05 樫山幸夫高市早苗氏が当初の予想を覆して、自民党総裁選で勝利した。党を立て直し、遠からず予想される衆院解散・総選挙での党の「顔」へ国民の視線は必ずしも歓迎一色ではない。国のかじ取りをゆだねるにあたっての懸念、不安は少なくない。
-
2025/10/09 勝股秀通自民党の新総裁となった高市早苗氏が女性初の首相となる公算が大きい。運のいいことに就任直後の10月下旬から外交日程が集中していることで、高市氏が多くの国々と厳しい安全保障環境を共有し、日本の姿勢を示す格好の機会となる可能性がある。
-
2025/10/10 原田 泰高市早苗氏が自民党総裁に選出され、日経平均株価が上がっている。ここでは、高市新総裁の財政政策が財政を悪化させるものか考えてみたい。総裁選で掲げていた「政府債務残高の対国内総生産(GDP)比を低下させる」を検討する。
-
2025/10/12 樫山幸夫初の女性総裁で沸いたのも束の間、公明党の連立離脱による衝撃が広がった。与党の亀裂に付け込んで、無気力だった立憲民主党が首相指名への工作を始めている。古い永田町政治への回帰は与野党でも起きている。次の首相は誰か。いよいよ混とんとしてきた。
-
2025/10/15 唐鎌大輔高市トレードと称されるリフレ政策への期待を映じた地合いは続いている。目先で注目される論点は「10月利上げの可能性に与える影響をどう評価すべきか」である。結論から言えば、10月に利上げする可能性は逆に高まったように思える。
-
2025/10/23 樫山幸夫曲折の末、高市早苗内閣が発足した。「次の総理」をめぐる永田町のパワーゲームは、時に醜悪、時には滑稽に映った。低落続きの政党同士による連立政権。「あと一歩」まで来ていながら団結できない野党。失望を感じる国民は少なくあるまい。
-
2025/10/24 原田 泰国民民主党の玉木雄一郎代表に対し、総理になる覚悟がなかったとか、ここぞという場面で判断を誤り、好機を逃すことを『玉木る』と言う揶揄がSNS上でなされている。しかし、筆者はそうとは思わない。負けたのは立憲民主党とマスコミだ。
|
|
|
