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平成の時代に起きた未曽有の原発事故。廃炉は東電の責任そのものであり、使命でもある(WEDGE)
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水素爆発を起こした事故当時の3・4号機の様子。取材時に撮影した前頁の写真と画角は同じだが、その差は一目瞭然。当時、定期検査中だった4号機はメルトダウンこそ免れたが、3号機から流れ込んだ水素により建屋が爆発した(TEPCO/GAMMA/AFLO)
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5・6号機の近くにある「グリーンデッキ」から見えた海際のタンク。まるで上から鷲掴みにして力強くひねったかのような、ななめ状のくぼみがタンクの下部を覆う。引き波にねじ曲げられたそうだ。生々しい津波の爪痕が今も残されている
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1〜4号機側の敷地では、地面に染み込んだ雨が地下水となって原子炉建屋内へ流れ込むことを防ぐため、コンクリートやモルタルで地面を固める「フェーシング」を施している(写真は参照、5・6号機側での作業の様子)
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小誌記者が実際に餌料を撒いてみると、槽の底に寝そべっていたヒラメたちが勢いよく泳ぎ始めた。写真は、跳ねたヒラメが水面をひれで叩き、浴槽の水が飛び散ったときの様子である。その生き生きとした姿には驚かされた(WEDGE以下同)
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処理水を希釈する「海水配管ヘッダ」。直径は約2.2メートル。約450トンの処理水を、約34万トンの海水で希釈する(1日あたり)。これにより、2023年度に放出した処理水のトリチウム濃度は、1リットルあたり約200〜300ベクレル程度にまで数値を低減できている