令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史
小誌の創刊は、時代が昭和から平成となった直後の1989年4月20日である。平成時代は、政治の劣化や経済の停滞など、多くの「宿題」を残した。人々の記憶から忘れ去られないようにするには、正確な「記録」が必要だ。2号連続で「平成全史」を特集する。
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2024/10/14 野口千里
平成時代は、動機がわからない「薄気味悪い」事件が多々起こったように思われる。ネット世界、承認欲求、自殺願望……。平成時代のキーワードとひもづけながら、その背景に迫る。
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2024/09/24 西岡研介
「平成」という時代を通じ、災害を経るたびに支援体制を進化させてきた警察。だが、能登半島地震で新たな課題に直面した。今、国民に求められていることとは。
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2024/09/16 羽鳥好之,梶田美有
人々を魅了するアニメーションを生み出し続けるスタジオジブリ。その「頭脳」である鈴木敏夫プロデューサーが語るヒットの要諦。
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2024/06/13 矢野康治
財政規律が弛緩し、借金が急激かつ雪だるま式に膨らんでいった平成の日本。財政楽観論や減税論に惑わされず、構造的な改革を断行していくべきだ。
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富坂 聰・拓殖大学海外事情研究所教授×中村繁夫・UMCリソーシズCEO
2024/06/13 大城慶吾,友森敏雄〝リアル〟な中国を長年見つめてきたジャーナリストとビジネスマンが、〝色眼鏡〟なしで日中の過去を振り返り、未来を見通す。
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中島伸子・井村屋グループ代表取締役会長×岩尾俊兵・慶應義塾大学商学部准教授
2024/06/09 野川隆輝働き方改革、女性活躍、コンプライアンス……。平成期、企業を取り巻く環境は激変した。社会が大きく変容する時代だからこそ、不変であるべき経営の〝神髄〟に迫る。
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2024/06/07 石井光太
不登校やいじめなど、子どもたちを取り巻く諸問題は令和になっても依然、深刻なままだ。さまざまな事例を見ていくと、平成で行われた対応策のズレが際立っている。
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ジャーナリスト鼎談②
2024/06/06 小林美希,出井康博,山田清機ジャーナリスト・小林美希氏。同じく、出井康博氏。そして、ノンフィクション作家の山田清機氏。本誌では語り尽くせなかった「教育論」を掲載します。
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ジャーナリスト鼎談①
2024/06/05 小林美希,出井康博,山田清機非正規雇用、ロスジェネ、女性問題などを取材するジャーナリスト・小林美希氏。国際経験が豊富なジャーナリストで現在は外国人労働者問題を取材する出井康博氏。不器用に生きる人々に密着して人生の機微を描いてきたノンフィクション作家の山田清機氏。この…
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2024/06/01 野川隆輝,鈴木賢太郎
1998年、サッカーワールドカップに初出場を果たした日本代表。チームを指揮したのが岡田武史だ。指導者、経営者に加えて、教育者としての顔も持つ岡田が見た「平成」とは─。
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2024/05/28 仲上龍馬
震災時の記憶に残る、原発の惨状。13年たち、現場はどうなっているのか。廃炉に向け、その現在地を知るべく、小誌取材班は1Fへと向かった。
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2024/05/27 開沼 博
平成・日本に起きた未曽有の災害ともいえる東日本大震災。あれから13年が経過した。決して風化させてはならない福島の「今」を直視し「これから」を考える。
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2024/05/24 河合香織
平成時代の始まりと共に生まれ、「個」を重視して生き続けてきた宇垣美里。そんな彼女の価値観と、変わりゆく時代に対する考え方とは。
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2024/05/23 西岡研介
「平成」という時代を通じ、災害を経るたびに支援体制を進化させてきた警察。だが、能登半島地震で新たな課題に直面した。今、国民に求められていることとは。
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2024/05/22 滝田洋一
5月号掲載の(前編)では「失われた30年」と称される長期停滞の裏側を提示した。(後編)では暗く長いトンネルを出つつある日本が採るべき戦略を探る。
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2024/05/21 溝口 敦
半グレが隆盛する一方、暴排条項などで暴力団が激減している。国民は安堵しているかもしれないが、さまざまな問題が噴出している。
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2024/05/18 與那覇 潤
過去を振り返る営みを〝忘却した〟時代ともいえる平成。失われた「憂う」「惜しむ」「悔やむ」感情を回復するためにも、歴史を取り戻す試みが必要だ。
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