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2018/01/04 礒﨑敦仁,澤田克己
北朝鮮の金正恩国務委員長の元日の「新年の辞」。米国への敵対姿勢も目を引きやすいポイントだったが、全体から読み取れる最大の特徴はむしろ韓国への対話攻勢だった。
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核・ミサイル開発は実際どうなっている?
2017/12/25 礒﨑敦仁,澤田克己公募で決まる2017年の「今年の漢字」は「北」だった。理由の筆頭に挙がったのは、たび重なるミサイル発射や核実験といった北朝鮮の動向だ。北朝鮮をめぐる危機が深まった2017年という年が暮れる前に、この1年を振り返っておきたい。
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金正恩氏の「並進路線」の実態
2017/11/06 礒﨑敦仁,澤田克己北朝鮮が公式の立場を表明する媒体である『労働新聞』が10月28日に興味深い署名論評を掲載した。「われわれの国家核戦力の建設は既に、最終完成のための目標が全て達成された段階にある」と主張したのだ。
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2017/10/12 礒﨑敦仁,澤田克己
金正恩委員長の妹である金与正氏が、政治局候補委員に抜擢された。30歳になったばかりといわれる若い女性が、政治局常務委員5人、その他の政治局委員十数人に続く候補委員になったのは異例中の異例である。
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記念日と発射・核実験に因果関係認められず
2017/10/02 礒﨑敦仁,澤田克己北朝鮮は記念日に合わせてミサイル発射や核実験を行ってきたとして、衆院選の公示日前後にも何かするのではないかと警戒する声があるが、実際にはミサイル発射や核実験と北朝鮮国内の記念日に明確な因果関係を認めることは難しい。
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2017/09/13 礒﨑敦仁,澤田克己
北朝鮮は他国によって政策変更を強いられることを極端に嫌う。冷戦期には、中ソ両国からの影響を排除しつつ自主路線を歩もうとした。それが北朝鮮憲法第3条で国家の指導指針と規定される「主体思想」である。
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全核実験を振り返り、金正日時代との違いを読み取る
2017/09/09 礒﨑敦仁,澤田克己核実験に関する北朝鮮の発表にも、金正日国防委員長と金正恩国務委員長のスタイルの違いが表れているのだろうか。これまでの6回の実験を振り返り見えてきたものとは……
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