2024年7月15日(月)

佐藤忠男の映画人国記

2010年10月9日

 映画監督では本多猪四郎が東田川郡朝日村の出身である。なんといってもこの人は「ゴジラ」の監督として映画史に名を残す。他にも「空の大怪獣ラドン」「モスラ」など、怪獣ものの名作をいっぱい作っている。怪獣ものというより怪奇ものと言うべき「マタンゴ」というキノコの化けものの映画がじつは私はいちばん好きである。

 村川透監督が北村山郡楯岡町(現村山市)の出身である。ロマンポルノの傑作「白い指の戯れ」やスマートなアクションもので注目された「最も危険な遊戯」などでいい腕前を見せたものだった。

 現在第一線で活躍中の監督では藤島町(現米沢市)出身の冨樫森がいる。「ごめん」(2002年)は中学1年生の恋愛を生き生きと描いた秀作として注目されたし、「あの空をおぼえてる」(2008年)も気持ちのいいホームドラマだった。他に「非・バランス」(2000年)、「鉄人28号」(2005年)、「天使の卵」(2006年)などがあって、大いに期待されている。(次回は千葉県)

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