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2020年5月21日

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日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告が保釈中の昨年12月に日本から逃亡するのを手助けしたとして、米当局は20日、元米陸軍特殊部隊員とその息子を逮捕した。

元グリーンベレー(米陸軍特殊部隊員)のマイケル・テイラー容疑者(59)と息子のピーター容疑者(26)は同日、マサチューセッツ州で拘束された。

日本の検察は今年1月に両容疑者の逮捕状を取っている。

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ゴーン被告は2018年に金融商品取引法違反などの罪で起訴され、保釈中の昨年、劇的な国外逃亡をした。

同被告は起訴内容を否認している。

ゴーン被告は24時間監視されていたが、昨年12月29日にトルコを経由してレバノン・ベイルートに飛行機で移動した。

テイラー親子がゴーン被告の日本脱出にどう関与したかは明らかではない。日本の検察は、ゴーン被告の逃亡時に2容疑者が日本にいて、空港での保安検査を通過するのを手助けしたとしている。

トルコでパイロットら7人起訴

今月に入ってトルコの検察は、ゴーン被告の逃亡を手助けしたとして、パイロット4人、客室乗務員2人、航空会社の幹部1人の計7人を起訴した。

逃亡の全容は完全にはわかっていない。ゴーン被告は自動車メーカーのルノー(フランス)と日産を3社連合の枠組みの中で経営していた。ブラジル、フランス、レバノンの国籍を保持している。

同被告は役員報酬を不正確に報告書に記載した罪に問われている。日本では公正な裁判を受けられないと主張していた。

レバノンに到着後、ゴーン被告は記者会見を開き、日本で「人質」になっていたと説明。死か逃亡かを選択せざるを得ない状況だったとした。

(英語記事 US ex-Green Beret arrested over Ghosn escape

提供元:https://www.bbc.com/japanese/52749286

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