2024年5月19日(日)

Wedge REPORT

2024年5月8日

 「日本を もっと、考える」をテーマに、Wedge ONLINEでは世の中の“いま”を深掘りする情報をお届けしています。

 今回は2024年4月27日~5月3日に多くの方に読まれた記事・TOP5を発表します。

 第5位からの発表です!

(Gorodenkoff/Shutterstock)

<目次>

第5位:【ウクライナ敗北は恐怖の始まり】21世紀型の戦い方を習得したロシアが晒す欧州への脅威

第4位:<東海道新幹線クイズ>N700Aのパンタグラフ両脇の壁は何のため?

第3位:【蝕まれる日本の国有林】積み上げた債務は3.8兆円!知られざる国有林の姿とは?

第2位:小学校の英語教育は不要!「日本人は英語が話せなくてもよい!」財政破綻国家スリランカを歩く(第14回)

第1位:【半導体覇者・TSMCの秘密】米国工場より熊本工場が成功するワケ、30年の取材で明かされる“独特の”企業文化とは?

第5位:【ウクライナ敗北は恐怖の始まり】21世紀型の戦い方を習得したロシアが晒す欧州への脅威

(mel-nik/Hase-Hoch-2/gettyimages)

 2024年4月11日付の英Economist誌が、ウクライナが戦争に負ければ何が起きるのかを論じるコラムを掲載し、恐怖が欧州に浸透することとなろうと述べている。

 昨年のウクライナの反転攻勢の希望は失せ、このところ支配するのは恐怖である。

 もしウクライナが敗北すれば、それは西側にとって屈辱的となろう。米国と欧州は、過去2年、道義的・軍事的・財政的支援をウクライナにしてきた。この支援の提供を時に躊躇したことが事態を悪化させた。

 ウクライナの領土がロシア領に塗り替えられれば、力は正義なりという理念が固まるであろう。元北大西洋条約機構(NATO)事務局長ジョージ・ロバートソンは「もし、ウクライナが敗れれば、われわれの敵が世界秩序を決めるであろう」と警告した――。

【続きはこちら】

【ウクライナ敗北は恐怖の始まり】21世紀型の戦い方を習得したロシアが晒す欧州への脅威

第4位:<東海道新幹線クイズ>N700Aのパンタグラフ両脇の壁は何のため?

『東海道新幹線クイズ100より』

 架線から電気を受けとるのがパンタグラフ。N700Aのパンタグラフの両脇には、大きな壁のようなものがあります。これには、どんな役割があるのでしょうか?

①高速でパンタグラフに当たった雨が飛び散るのを防ぐ

②汚れやすいパンタグラフの目かくし

③沿線への騒音を防ぐ

【続きはこちら】
<東海道新幹線クイズ>N700Aのパンタグラフ両脇の壁は何のため?

第3位:【蝕まれる日本の国有林】積み上げた債務は3.8兆円!知られざる国有林の姿とは?

 多くの国民が国土の3分の2が森林であることを意識しないで、見かけは安穏な都市生活を享受している現代である。国有の森林だってあるだろう程度の認識はあっても、その実態について関心があろうはずがない。

 しかし、かつては国民的関心を受けた時代もあったのだ。昭和30年代、いわゆる高度経済成長期の入口に差しかかったころ、木材需要の急増と木材価格の高騰によって、世論は国有林に対して木材増産迫っていた。そしてその木材増産がもたらした副作用ともいうべき大規模な森林の皆伐が、自然保護を訴える国民的運動の標的となり、悪役として有名を馳せた。

もっとも良くも悪くも脚光を浴びたことは、国有林にとって幸せなことだった――。

【続きはこちら】
【蝕まれる日本の国有林】積み上げた債務は3.8兆円!知られざる国有林の姿とは?

第2位:小学校の英語教育は不要!「日本人は英語が話せなくてもよい!」財政破綻国家スリランカを歩く(第14回)

スリランカのモンサンミッシェル、マータラの仏教寺院

 ヒッカドウアのゲストハウスで教員歴40年近い、ベテラン高校英語教師と相部屋になった。近年小学校から英語教育を始めたことについて聞くと「以前より心なしか、若干やや発音が良くなったような気もするけど……」と。よく話を聞くと小学生からの早期英語教育についてはほとんど無駄というのが本音らしい。

 先日小学4年の孫娘に英語で何か話してごらんと言ったら「マイ ネーム イズ 〇〇□□」とだけ返ってきた。小学3年、4年で週に1時限、年間35時限の成果である。

 ベテラン英語教師のコメントをきっかけにニホンジンの英語について今までモヤモヤ感じてきたことを考えてみた――。

【続きはこちら】
小学校の英語教育は不要!「日本人は英語が話せなくてもよい!」財政破綻国家スリランカを歩く(第14回)

第1位:【半導体覇者・TSMCの秘密】米国工場より熊本工場が成功するワケ、30年の取材で明かされる“独特の”企業文化とは?

世界最大のファウンドリ(半導体受託製造)である台湾のTSMCから日本が学べることとは(AP/アフロ)

 TSMC(台湾積体電路製造)。

 国際情勢と世界経済を左右する戦略物資となった半導体、その製造世界シェアの60%を担う世界最大のファウンドリ(半導体受託製造)だ。スマートフォンやパソコン、AI(人工知能)向けに必要な先端半導体に限れば、そのシェアは90%以上に達する。今や世界で最も重要な企業の一角を占める存在となり、株式の時価総額も世界トップ10入りを果たした。

日本・熊本に工場を設立したこともあり、日本メディアでもその企業名をたびたび見かけるようになったTSMCだが、どのようなポリシー、戦略、企業文化を持つ会社なのかというキャラクターについてはよく知られていない。設計企業の委託を受けて半導体を製造する、いわゆる“黒子”の役割に徹してきただけにメディアへの露出をひかえていることが要因だ――。

【続きはこちら】
【半導体覇者・TSMCの秘密】米国工場より熊本工場が成功するワケ、30年の取材で明かされる“独特の”企業文化とは?

   
▲「Wedge ONLINE」の新着記事などをお届けしています。


新着記事

»もっと見る