Wedge REPORT
ビジネスの現場で日々発生しているファクトを、時間軸の長い視点で深く掘り下げて、日本の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
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2026/03/06 中岡 茂保安林制度は森林を保全する制度である。歴史的に森林の乱伐や河川の攪乱によって幾多の水害、山崩れを経験してきた日本にとっておろそかにできない。便利な生活を求める現代社会でも、人々の命を守る森林=保安林のありがたさをかみしめるべきである。
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2026/03/02 宮下洋一EV、農業、AI──。EUのルールチェンジは激しく、日本は振り回されているようにも見える。しかし、変わり続ける規制がむしろ、日本にとってプラスの影響を及ぼすかもしれない。
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2026/02/26 中西 享都心部のマンション価格の高騰が止まらない。転売規制も導入されるが、その効果は未知数だ。求められる対策はどうあるべきか。現場の動きから考える。
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2026/02/23 田中実香港「蘋果日報(アップル・デイリー)」創業者である黎智英氏に懲役20年を言い渡たされた。判決に西側諸国は批判するが、中国国内は妥当な判決と考える。そこには、日本や欧米から見ると中国が異なるロジックで物事を進めていることにある。
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若手と越境者に任せた企業だけが成功した
2026/02/21 八尋俊英前回は、AI時代に日本企業が“人を見る力”を失いつつある構造を取り上げた。今回はその続きとして、若手や越境者に権限を渡したときに何が起きるのかを、具体的な事例から見ていきたい。結論から言えば、日本企業が大きく伸びた瞬間には、私が垣間見た少…
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AI時代に就活を壊しているのは企業の人を見る力
2026/02/20 八尋俊英春は、企業が新入社員を迎え、学生が就職活動を始める季節だ。しかし、この時期になると毎年のように耳にするのが、「最近の学生は主体性がない」「優秀な人材が採れない」といった“学生側の問題”を指摘する声である。だが、実際に現場を見てきた立場から…
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2026/02/19 池上重輔多くの経営者たちが小中高における次世代の若者・子どもの教育について、「このままでは自社の未来を託せる人材が育たないのではないか」という切実な問題意識である。経営者たちが学校教育に対して期待していることとは。
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2026/02/16 田中淳夫世界中で木造ビルの建設がブームとなっている。環境負荷の低さや林業の活性化を図ってのことのようだが、現実を直視すると「木造ビルの不都合な真実」が見えてきた……。
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「食と薬のインフラが止まる日 ― 日本の“生活安全保障”を再設計する」①
2026/02/07 八尋俊英日本の食卓は、静かに、しかし確実に変質しつつある。日本の自給率は先進国でもっとも低い水準にあるが、冷凍食品が家庭でも外食でも広く使われているため、その実感は乏しい。スーパーで「○○産」のほうれん草を買っていれば日本産であるが、冷凍食品であ…
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「食と薬のインフラが止まる日 ― 日本の“生活安全保障”を再設計する」②
2026/02/07 八尋俊英台湾海峡が止まると、何が止まるのか。多くの人は半導体を思い浮かべるだろう。しかし実際に最初に崩れるのは、もっと身近で、もっと生活に直結した領域である。給食、介護、中食――日本の「日常」を支えるインフラが、わずか数週間で機能不全に陥る。
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2026/02/05 山本輝太郎近年賑わいを見せている日本各地の観光地。インバウンド等のメリットが大きい一方、オーバーツーリズムに代表されるように、急増する観光客による様々な問題も顕在化しつつある。中でも、「街のゴミ箱」問題は避けては通れない。
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2026/02/04 林 智裕バラエティー番組の企画が、SNSという巨大な鏡を通じて現代社会の複雑な断面を浮き彫りにした。朝日放送テレビの『探偵!ナイトスクープ』である。ヤングケアラー問題そのもの以上に、「子どもを守る」という善意が、家族への糾弾へ転化しうる危うさだ。
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2026/02/02 伊藤和夫「物価の優等生」と言われてきた卵の価格が高騰している。「エッグショック」と呼ばれていた2023年に近い水準にある。鳥インフルエンザの要因が大きいが、裏には、養鶏産業が抱える構造的な脆弱さも見えてくる。
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2026/01/29 池上重輔訪日外国人客数は2025年に初めて4000万人を突破し、消費額も9兆5000億円と過去最高を記録した。日本の観光は「何人来たか」ではなく、「観光が地域にどのような価値をもたらしたのか」という転換点に来ている。
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2026/01/23 柴田徹平能登半島地震から2年、人命救助や復興の過程で実は重要な役割を担ってきたのが地元の建設就業者なのだが、それが近い将来に崩れそうになっている。地方に建設就業者がいないのである。
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2026/01/23 平田竹男一流の選手たちが、引退後にスポーツを科学的に学び直し、新たな風を吹き込んでいる。国技・相撲界も例外ではない。若手力士が大躍進する裏には、常識を疑う親方の存在があった。
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2026/01/22 中岡 茂私たちの社会生活が安穏に過ごせるのは、森林のおかげである。豪雨による土石流災害や洪水をも防いでくれる治山は、多くの国民の意識が都市の内側に向いている現在でも重要である。そのあるべき治山の形が今、変わろうとしている。
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2026/01/21 土方細秩子京都・西陣織は最盛期からは衰退し、地名である西陣でも廃業した織物店が目立つ。しかしHOSOOは京都の中心地である烏丸御池にフラッグシップストアを構え、海外にも多数のクライアントを持ち、世界的な評価を受けている。地域産業から世界へと発展した…
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2026/01/20 土屋直也株式市場の関係者で、高値警戒感を持っていない人はいない。一方で、円安基調が進む中で日銀の利上げへの動きは鈍い。高市政権に配慮してのことだが、株式市場にバブル懸念がくすぶっており、日本経済に禍根を残す可能性もある。
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