プロジェクションマッピングは、プロジェクターを使って空間と映像を合成する新しい空間演出。ドックヤードガーデンでは、かつて造船所のドックとして使われていた独特の形状を生かし、高さ約10メートル、横幅約29メートルの船型の石壁に沿って映像を投影する。
プログラムは、横浜開港から現代、未来のみなとみらいまでを表現したストーリーで構成され、野外では日本初の「180度体感型プロジェクションマッピング」になるという。投影時間など詳細はホームページで。
同イベントPR担当の山崎智美さんは「横浜ならではの歴史感あふれるプロジェクションマッピングで、その世界に入り込んだような感覚が味わえる。ここでしか見られない特別なストーリーを体感して頂ければ」と話している。
7月16日は、ドックヤードガーデン地下1階・2階に飲食店街「みらい横丁」も同時オープン。「夜の賑わい」と「食のエンタテインメントゾーンの創出」をコンセプトとする「みらい横丁」には、世界50カ国250種類以上のビールが味わえる「世界のビール博物館 横浜店」や、海鮮食堂と洋食レストランを備えた「海鮮食飲市場 マルカミ食堂」など、神奈川県内初出店を含む12店舗が営業する。
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180度の視界で楽しめる映像、とても迫力がありそうですよね。来週からの公開が楽しみです。
「人気過ぎて中止」を受け
「中止にならないための検証実験」も
今年2月には、「さっぽろ雪まつり」で開催予定だったプロジェクション・マッピングが、来場者数が予想を大幅に超えたために中止になったことも(http://www.snowfes.com/topics/t20130209.html)。これを受けて、「中止にならないためのマッピングイベントを運営する方法を模索するための検証実験」として行われたのが下記のイベント。
「創造都市さっぽろ」推進計画-市内中心部でプロジェクションマッピング(札幌経済新聞/2013/6/3)
http://sapporo.keizai.biz/headline/1749/
告知を行わなかったにも関わらず、3日間で5000人が訪れたのだとか。
今後もどんな場所で行われるのか楽しみなプロジェクション・マッピング。夏の風物詩といえば花火ですが、プロジェクション・マッピングを見に浴衣でお出かけ…というのも楽しそうですよね。
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