赤坂のIT系企業に勤めるフランス系アメリカ人の弁之介(ゼビア・ベンスキー)さんが企画した同イベント。「アニクラ」はアニメで使用されている曲などのいわゆる「アニソン」を音源としてDJが曲をかけ、観客が楽しむアニソン系クラブイベント。これまで通算で13年間を日本で暮らしてきたという弁之介さんが出会って衝撃を受けたという「アニクラ」の「外国人への認知度を高めたい」として企画した。
6月にはプレイベントとして赤坂のメードカフェ「アンドロイドルカフェ」(赤坂3)で「AnimeCrush!!! Vol.0」を開催。オールナイトの開催で約60人が来場、約1割を外国人が占めた。プレイベントの成功を受け、より広い会場を外国人の認知度も高い六本木で探し、アニメ系のイベント会場として注目を集めている「ユニークラボラトリー」での開催を決めた。
同イベントは出演者も国際色豊かで、ゲストDJにアメリカで日本のアニメソングのリミックスなどを手掛けるDJ Amayaさん、スウェーデンからDJ Meijiさん、日本からjunkMAさんとまじなるさんを招き、パフォーマーにも日本でプロの歌手を目指すスペイン人のRukiさん、日本から「コスプレアイドル」のおもちユイさんを招く。
弁之介さんは「国籍を問わずアニメやアニソンが好きな人、クラブ系音楽が好きでアニメも好きな人、そして国際交流がしたい人におすすめ。コスプレも、ヲタ芸も大歓迎な国際的イベントなので、オタク文化とアニソンを楽しみたいならcome on!」と話す。
開催時間は22時~翌5時。入場料は2,500円(外国人、コスプレ、事前に参加表明のいずれかで500円引き)。
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「メードカフェ」となっていますね。「メイドカフェ」が「メードカフェ」じゃ、なんだか雰囲気が出ない!…と思う読者の方の気持ちももっともなのですが、今のところやっぱり「記者ハンドブック」では「メード」なのです。
ちなみに、2007年にアキバ経済新聞が書いた『アキバが地球を飲み込む日―秋葉原カルチャー進化論』(/角川SSC新書 http://www.amazon.co.jp/dp/4827550182)では、「メード」が「メイド」と表記されていますが、前書きの部分に、「記者ハンドブックに従った表記では『メード』だが、本書内では秋葉原カルチャーに則した『メイド』を使用する」という内容の注意書きがあります。
×「うさぎの唐揚げ」
○「ウサギの空揚げ」
このほかにも、よくツッコミの入る表記はいろいろあります。例えば、「空揚げ」。