東欧ジョージアで28日夜、選挙結果に抗議する大規模な集会が開かれた。
26日に行われた議会選挙では、親ロ派の与党「ジョージアの夢」が圧勝したが、多くの不正が報告されている。
また、ロシアの介入を非難する声も上がっている。
人々は首都トビリシの議会議事堂前に集まり、ジョージア国旗や欧州連合(EU)の旗を振り、結果に抗議した。
議事堂の壁には「盗まれた」という文字が投影された。
親欧米派のサロメ・ズラビシヴィリ大統領はBBCのスティーヴ・ローゼンバーグ・ロシア編集長のインタビューで、「ジョージアが一日も早く欧州の道に戻れるよう、パートナー国の支援が必要だ」と述べた。
また、「ロシアが近隣諸国への支配を簡単に、再び確立できるようなことは、あってはならない」と語った。