ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は21日、ウクライナ東部ドニプロ市への攻撃で、「新しい通常兵器の中距離弾道ミサイル」を使用したと明らかにした。ロシア領土への攻撃にアメリカとイギリスの長距離ミサイルが使われたことに対する対抗措置とみられている。
アメリカはアメリカ製「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)」、イギリスはイギリス製長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」についてそれぞれ、ウクライナがロシア国内への攻撃に使用することを、18日までに許可したとされる。
プーチン氏は演説の中で、ロシアに対する攻撃に自国の兵器が使用されることを許可する国々の軍事施設を、ロシアは攻撃する権利があるとも述べた。
スティーヴ・ローゼンバーグBBCロシア編集長が報告する。