コンサル視点で婚活を斬る

2016年7月23日

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① 目指すところ・あるべき姿を考える

 まずここがあいまい。「えーと誰でもよくって、でも尊敬できる人がいいな」「むっちゃ面白い人がいい!」といった極めて定義のあいまいなことを言う女性がいても、女子会では決して否定されないし定義を詰められることもない。「わかるーー、だよねー、いいよねー!」とみな共感してくれる。

 ゴールがあいまいな状態で戦略策定は不可能である。「尊敬できる」って、どんな人なら尊敬できるのか? 知性のレベルなのか、人格なのか、経済力なのか、社会的地位なのか。「面白い」って、実はハードルが高いはずだが、ギャグのセンスだけでいいのか、知的ウィットもほしいのか。

 女子会でこんな具体的な詰めがなされることは、ない。

②顧客を見る
特に、顧客のニーズや何が購買要因なのかを知る

 女子会では、そもそも男性を顧客として捉えていない。むしろ自分たちこそが買い手であり、選別し批評する立場である。かくして女子会は批評の場と化す。「ねえねえ、知ってる? ××くんってさあー」「えーなにそれ、マジありえないんだけどー」……。

③ 自社の立ち位置を客観的に知る
競合とも対比する

 女子会に客観性という概念は、ない。「私、モテなくって……」「えー、そんなことないでしょ、絶対モテるよー、そんなかわいいもん」「えー、××歳? ぜんぜん見えないーー」

 「絶対」とか「ぜんぜん」という言葉をそんな安易に使わないでいただきたい。

 競合という概念も欠如している。婚活マーケットにおいて、彼女らの最強の競合たちが、毎年毎年高校や大学を卒業して新たに市場に参入してきつづけているというのに。

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