2024年7月14日(日)

佐藤悦子 バランス・マネジメント

2010年3月2日

目の前の状況を受け入れられるようになる

 私たちがついカッと腹を立てて争いやすいときというのは、相手の言い分の理由や意図が理解できないときではないでしょうか? それも特に相手の言い分が自分のニーズとマッチしていなくて、自分の立場からでは、それが到底理解しづらいときに「なんで!?」と、頭にきていることが多いと思います。

 だからこそ私はそこでいったん一呼吸置くようにしているわけです。相手の言い分に思いを馳せるゆとりが少し持てるようになると自然に「なるほど、相手にはこういう理由もあるのだから、それもしょうがないな」と思えるようになります。

 そうすると、気持ちもさらに落ち着いて、冷静に次の判断をしやすくなるのです。目の前の状況をひとまず受け容れることができたことによって、目の前が少し開けたと言えます。

 もちろん相手の言い分そのものを受け容れるのかどうかは別の問題です。

 「しょうがない」から相手の言い分をそのまま受け容れるのか、あるいは自分の条件と折り合うところを改めて冷静に探して交渉するのか。その対応策は状況によって道が別れるところですが、とにかく頭に血が昇っている状態を脱して、現実的に対処できる方向にシフトする大事な鍵を握るのが、この「しょうがない」マインドなのです。

 次回は新年度も間近なので、私の「目標の立て方」についてお話しできればと考えています。どうぞよろしくお願いします。

 


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