加速する中国の軍拡、米国はどう見る？

「中国の軍事及び安全保障の動向に関する年次報告書」を読む

8月、米国国防総省は、中国に関する年次報告書を公表した。帯路構想・軍事、非軍事的な強圧的手段・人民解放軍・台湾・米中間防衛について記載されている。中国の経済成長は鈍化すると言われているが、軍拡はむしろ加速している。日本も対応を迫られている。

「嘘」と「洗脳」で突き進んだ文化大革命の真実

児童書で読み解く習近平の頭の中（7）

1966年8月18日、林彪、周恩来らを従え天安門楼上に立った毛沢東が全国から集まった100万余の紅衛兵を初めて接見したことで、天安門広場は興奮の坩堝と化した。この日を境にして、毛沢東を「百戦百勝」「絶対無謬」と神聖視した青少年向け印刷物―…

機能性表示食品やトクホとの正しい付き合い方

毎日の食生活に不安を感じているビジネスパーソンの中にも、健康食品を利用している人は多いのではないだろうか。「健康食品で不健康になってしまう」ことのないように“正しい付き合い方”を身につけておこう。

命を守るのが苦手な日本人、「皆で逃げる」地域作…

「老いて縮む日本」の防災のあり方を見直せ

「平成30年7月豪雨」は、大雨特別警報が11府県に発せられるなど猛威を振るったが、自然災害の頻度、威力は年々増している。高齢化が進み、コミュニティの繋がりも弱まっている日本において、自然災害から命を守るために必要なこととは。

米国の中東離れがもたらすもの

トランプ大統領は米国社会でのグローバルな役割への疲労感や被害妄想感情の上に誕生したと言える。米国は秩序の構築者、維持者の役割を放棄しつつあり、その存在が弱まった中東情勢は今よりも悪くなる恐れがあり、すでに兆候が出ている。

栄養情報も流行には要注意、話は単純化され盛って…

佐々木敏・東京大学大学院医学系研究科教授インタビュー（1）

あふれる食品に関する情報は、どこまで信じてよいのか？ 私たちはどのような食生活を送るべきか――。栄養疫学が専門の、東京大学大学院医学系研究科の佐々木敏教授に話を聞いた。

「アメリカン・ヒーローの死」で見えた大統領の品性

ベトナム戦争時の国民的英雄として知られた共和党上院議員の死に対し、首都ワシントンの全省庁ビル、連邦議事堂そして各州庁舎までが一斉に弔意を表し半旗を掲げたが、ホワイトハウスだけは通常の星条旗がはためいた。42時間後に、退役軍人協会などの猛烈…

「真珠湾を忘れていない」トランプの無神経さを弟…

ホワイトハウスで唯一アフリカ系女性の上級アドバイザーであったオマロサ氏は8月、回顧録「Unhinged(錯乱した人）」を出版しました。同氏は米メディアのインタビューの中で、本のタイトルはトランプ大統領を指していると語りました。

人の心なんて教育できるものではない

公立中学が挑む教育改革（10）【特別対談】木村泰子氏（大阪市立大空小学校 初代校長）×工藤勇一氏（千代田区立麹町中学校 校長）

「お会いするたびに『この人にはかなわないな』と思うんです」――。工藤勇一氏が、深い尊敬の念を込めてそう評する人がいる。大阪市立大空小学校の初代校長を務めた木村泰子氏だ。日本の教育改革のために情熱を捧げる2人は、どのように共鳴し、何を語り合…

労働力不足を高齢者雇用で乗り切る時の注意点

労働力不足が深刻です。今後も少子高齢化による労働力不足は続くでしょう。そうなると、企業としては高齢者を活用せざるをなくなるはずです。一方で、人生90年時代、100年時代を迎えて、元気な間は働きたい、と考える高齢者は増えるでしょうから、高齢…

強権政治に対中傾斜、第2、第3のカンボジアを作…

今年に入り、米国が減らしたカンボジア援助の穴を中国が埋めている。既に中国に取り込まれているとされる当国が更に中国になびくという意味でも、手遅れと言う他ない。今後は第2、第3のカンボジアを作らないよう努めることがより重要となる。

ロイヤルネイビーは国家なり

ロンドン滞在記第5回 テームズ河畔グリニッジにて(中)

1815年には15万人、936隻の軍艦を保有していた。巨大艦隊を維持するためには巨額の税収が必要である。税収確保のため益々植民地を拡大して通商交易で利益を得る。拡大する植民地と通商交易路を維持するために広大な海域の制海権確保が必要となる。…

慕うアイドルに性的な嫌がらせをして何が楽しいのか

群れをつくって馴れ合い、さらにその群れの中でマウント合戦が始まる構図。

トランプ氏だけではない、セックス・キャンダルま…

女性スキャンダルは、関係のあったポルノ女優に多額の口止め料を払っていたという。合衆国大統領のすることかと呆れる低次元の話だが、過去数十年にわたってアメリカの政治をさかのぼってみれば、大統領をふくむ有力政治家が失脚寸前まで追いつめられたり、…

26万回以上いいねされた「ママ閉店」、批判も出…

ツイート主を見れば、幸せそうだからいいじゃん……で終わる話。

マンション王者「住友不動産」に聞く

『どうなる首都圏のマンション』その8

首都圏のマンション供給戸数で4年連続首位の実績のある住友不動産の住宅分譲事業部（マンション担当）の遠藤毅営業部長に聞いた。

子育て中の親がもし病気になったら……周囲も知っ…

子育てに悩みはつきもの。また、子育てに忙しい時期は、一般的に親たちが仕事上のキャリアを築く時期とも重なりやすい。こういった時期に、もし親のどちらかが大病を患ったら……。『子どもを持つ親が病気になった時に読む本』は、このような親たちの不安や…

子どもはネットとどう付き合うべき？

『サイバー・エフェクト 子どもがネットに壊される』

インターネット依存症、ネットゲーム障害、オンラインショッピング依存、オンラインポルノ依存、ゲーマー血栓症……。インターネットの負の側面――とりわけ人間の心身に与える悪影響――が、ようやく真剣に議論されるようになってきた。

トルコ通貨危機の深刻さをエルドアンは認識せよ

米国がトルコへの関税を2倍としたのは米国人牧師の解放に応じないトルコへの制裁であり、トルコ・リラは下落した。エルドアン大統領は現状を非道な外国との「経済戦争」としたが、 原因は現政権にもあり、国家の危機に真剣にとり組むことが望まれる。

親子が自信を育て合う、「かけ算子育て」のススメ

子どもに自分らしさを発揮し、得意を伸ばしてほしいと望む親御さんに、心がけて欲しい3つのポイントがあります。私はそれを「子どもの自信を育てる親の3原則」とよんでいます。