08年当時毎週300人以上入国した中国人労働者たちは、空港の入国審査を一切免除されていた。これが国家間の取り決めだったとわかり、メディアの関心を呼んだことがある。
現在精錬所はほぼ完成したようだが、環境負荷が改めて問題となり、精錬後の残滓を深海底に廃棄する計画が差し止め訴訟を招いた。結局8月末、裁判所が出した判断は廃棄計画の一時中止。ラムニコは「労働者解雇」の可能性に言及するなど猛反発している。
自業自得は否めない?
そもそもPNG政府が頼んで中国を引き入れた事情があり、中国側に何かと言い分はあるだろう。しかし悪い話を書きそうな記者に賄賂を与えたことがバレたり、自業自得の面がある。うまい話が、そういつも安く手に入れられるとは限らない。
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