同店が発行するおせち料理のカタログに掲載されている最高額の商品は京都・嵐山吉兆の「和風 二段+リチャード・ジノリ古染付写しセット」(78万7,500円)。「伊勢海老旨味漬」や「牛ほほ肉金包」など42品の入る二段重とリチャード・ジノリ の古染付写しが付いたシリアルナンバー付きのおせち料理。
初めて扱う「大丸・松坂屋×ハローキティおせち」(1万9,950円)はキティちゃんのかまぼこやキティちゃんの好物のアップルパイなど40品が入る三段重。リボン型のニンジンや重箱にもキティちゃんをデザインするなど、工夫を凝らした。
発売当日は開店時間とともに多くの利用客が来場し、会場には「お目当て」のおせち料理を予約する列ができた。来場した女性客(53)は「お店でおせち料理を買うなんてぜいたくだと思っていたが、知り合いからもらった時に豪華さとおいしさにびっくりした。夫と二人だが、お正月くらいぜいたくをしようと予算は3万円と奮発した」と笑顔を見せていた。
同店広報担当の長谷川眞之さんは「ここ10年くらいは年配の方のご利用が増えている。作ってみるとおせち料理は大変。大みそかに届いて、ふたを開けてテーブルに並べるだけのおせち料理は楽で彩りもきれい。ニーズに合わせたおせち料理をお選びいただければ」と話す。
店頭販売は12月24日まで。予約は電話やFAX、大丸松坂屋オンラインショップでも受け付ける。配送日は12月31日。
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78万円にはびっくりですが、平均金額が2~3万円というのもなかなか。「お正月はちょっと贅沢な気分で迎えたい」と考えている人は多いようですね。
天神の各百貨店、おせち料理の受け付け開始(天神経済新聞/2013/10/1)
http://tenjin.keizai.biz/headline/4177/
こちらの記事では、今年のおせちの売れ行きに、景気回復の兆候が見られるというコメントもありました。アベノミクスは年末まで効果があったようですね。
ご当地ならでは!
ちょっと変わったおせち料理
このほかにも、ご当地ならではの一風変わったおせちが登場しています。
島津家別邸仙巌園監修おせち、県内のセブン-イレブンで限定販売(鹿児島経済新聞/2013/11/18)
http://kagoshima.keizai.biz/headline/638/