また、先日の土曜日には、親子で出来るリトミック教室があり、先生の指示に合わせて声を出したり、手を叩いたりする方法についてレクチャーがあり、配布したCDを使って、家でやってみてくださいとの指示がありました。正直、子どもは無関心か泣くかの状態で、先生が一番楽しそうにしていたような気もしましたが。日本の保育園は基本的には預かって遊んでくれるところという印象が強かったのですが、ここではより教育に重点が置かれているように思いました。今、日本でもインド人学校に人気が集まっているようですが、インド教育事情もなかなか良さそうです。
見学にいくと、妻が先輩駐妻とのコネクションを広げているのを見て、安心しました。お互いの家に遊びに行ったり、マッサージに行ったりと、旦那のいない間に結構、エンジョイしている模様です。自分も先輩駐妻の旦那さんを紹介してもらったりして、「今度、飲み行きましょう。」などと、子どもと学校を通して、仕事とは違う形でインドの交友関係が広がっていきそうなので、とても楽しみです。
駐在員子育ての悩み
一見問題なさそうな駐在員子育て事情ですが、小学校入学を前にする頃になると、どこまで日本語教育を重視するかで、悩むそうです。基本はいつかは日本に帰る予定。そんな時、子どもが母国語を満足に出来ないようでは、帰国後に学校についていけないのではと心配になるそうです。自分の駐在が決まった時も、周りの人から、娘が1歳半の今ならあまり教育のことを気にかけなくていいから、良かったねと言われました。確かにインドで単身赴任している方は、結構多いのですが、やはりお子さんの学校の都合があるというのが、よく聞く理由でした。子どもの一生を左右する教育。段階段階で色々な決断が必要のようです。
そう思うと、純粋に楽しく、可愛がってあげられる時期というのも限りあるのかも知れません。ビールが心地よく回ってきたところで、これから娘ともうひと遊びして来ようと思います。
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