教育の原点を考える

2016年6月19日

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『はじめ塾で学ぶ子ども達との出会いに感激‼』
駒村商会・社長駒村利之

駒村利之さん

 皆元気ですか? 2014年の7月28日に夏の合宿所でみんなと会い、とても楽しい一日を過ごしました。今でもよく思い出します。車で合宿所に到着すると、「おはようございます」、「こちらへどうぞ」、「お茶です」と言って、雑に脱いでいた私の靴をちゃんと揃えて置きなおし、笑顔で挨拶をして部屋を出て行った素敵な女の子にまず、「マイッタ!」。

 屋根の上で忍者のように遊んだり、庭で元気にバスケットを楽しんでいる子ども達。食事のときはこれまたビックリ。皆で役割分担を決め、料理を作り、火をおこし、食卓の準備をし、あれよあれよと、自分たちだけで全部完了。どうぞどうぞと勧められるままに座ると、おいしそうな出来立てカレーライスが登場。大感激で食べ終えると、「お替りいかがですか?」と高級料理店にいるような心配り。まさにこれは、「独立自治」の実践版と驚きの連続。

 その夜はアメリカ在住のアメリカ人とのスカイプを使った意見交換で一層盛り上がり。すると男の子がカメラの前で、「Do you know AKB48?」というや否や、歌いながら踊りまくり、アメリカ人のおじさんは、「??????」。まさにこれが大和魂と内心拍手をおくっていました。

 君たちとの一日を通して、「このような若者たちがいればこれからの日本は大丈夫!」と自信を持ちました。10年後に君たちに会いたいですね。今度皆に会う時には、「Do you have boy/girl friends?」と聞くのが楽しみです。

『はじめ塾での中国語の授業』
元大学講師 阮 守勤

はじめ塾で子供達に中国語を教える阮守勤さん

 中学生と高校生が混ざったクラスの授業を依頼されてビックリしましたが、彼らの目の輝きと授業への集中力が印象に残りました。私は彼らの学びたい気持ちを直ぐに感じました。教師にとって最高の生徒達ですが、異年齢の子ども達を対象とする授業の経験が皆無なので困りました。とりあえず、日常の挨拶用語でヒアリングと発音を練習しました。

 その後、中国語と日本語の最も大きな違いの一つである語順に慣れるために日本文を中国語に訳す練習に力を入れました。「日本語と中国語の共通点は漢字であり」かつ「漢字の意味もほとんど同じ」なので、この方法は上手く行きました。英語学習の場合の常識は、和訳が最初のステップで英訳は次のステップです。子ども達は英語学習の場合と全く異なる進め方が気に入ったようで、彼らは順調にレベルアップしました。そして彼らから検定試験を受けたいとの希望が出て、とても驚きました。私が大学で教えていた時には、私が勧めない限り学生は検定試験を受けなかったからです。

 検定試験の結果も上々でした。検定は1級からスタートし6級が最終ゴールですが、1級には全員合格し、その後の1年間で2級や3級に合格した子どもも何人か居ました。これは彼らの習得能力の高さを示しています。彼らの自主的に学ぶ姿勢に感服しました。

 はじめ塾の塾生の間では学校や社会での先輩、後輩という言葉は使われていません。また塾生は私を「阮さん」と呼びます。大学で講師をしていた時は「阮先生」と呼ばれていましたが、互いに学び合うという気持ちになれる「阮さん」の方が私には心地よく響きます。

 中国語を学ぶという機会を利用して中国の人や文化について学ぶことをお薦めします。また中国について学びを深めるためには日本についてもっと学ぶ必要があることも忘れないで下さい。次に「継続」を大切にすることをお薦めします。「継続」は「より深い学び」に必須です。

 皆さんのさらなる成長を楽しみにしています。

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