いま、なぜ武士道なのか

2010年1月1日

»著者プロフィール

一、武士道においておくれをとらないこと。
一、主君の役に立つこと。
一、親に孝行すること。
一、大慈悲の心を起こし、人のためになること。

 道に迷ったら元にもどるのが原則である。たとえリーダーでも迷うことがある。そういう時には私心を捨てて原点に立ち帰ってみることは、正しい解答を得るための基本であろう。

 今の日本は偽装全盛期である。食品からはじまって紙までがそうだ。はたまた人間の偽装まで花盛りである。各所で、詐欺師が天使のような言動をしている。政治家しかり、商人しかりである。ハチミツにおいても例外ではない。“純粋”と称して安価な水あめを混入し、“国産”と称して抗生物質混入のおそれがある中国産を堂々と販売している。「極悪の心を起こし、営利を求める」商売が全盛なのだ。「民間に学べ」と政治家はよく口にするが、当の民間がこの有様である。すべてを疑ってかかるほうが安全である。しかし、事実は事実で、いくら偽装して一時は儲けても、いずれ暴露される。だから「四つの誓い」、つまり「四誓願」に立ち帰ることが必要なのである。
 

◆『いま、なぜ武士道なのか―現代に活かす「葉隠」100訓』

 

 

 

「WEDGE Infinity」のメルマガを受け取る(=isMedia会員登録)
週に一度、「最新記事」や「編集部のおすすめ記事」等、旬な情報をお届けいたします。

関連記事

新着記事

»もっと見る