今月の旅指南
全国各地で行われるお祭りや美術展、舞台、音楽会など、おもに和の心が楽しめる今月の催しを厳選してご案内いたします。(画像:iStock)
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東京都千代田区・東京国立近代美術館2018年6月19日~9月17日
2018/05/22 狩野直美1970年代にアート・建築・ストリートカルチャー等で活動したゴードン・マッタ=クラークの回顧展が開催。住宅を切り裂く建物切断で注目を集めた彼はわずか35歳で病没した。作品は希少にも関わらず、時代を超えた輝きをもって後世へ影響を投げ続ける。
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愛知県豊明市・高徳院など2018年6月2日~3日
2018/05/21 狩野直美450年前に今川義元と織田信長が戦った桶狭間の地で、昭和41年から両軍の戦死者供養祭が行われている。甲冑隊や姫君の武者行列や火縄銃の発砲も実施予定。合戦再現激や古戦場ガイドもあり、実在した武将や兵たちが身命を賭した鬨がよみがえる。
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東京都港区・国立新美術館2018年5月30日~9月3日
2018/04/24 狩野直美パリ・ルーブル美術館より古代エジプトの棺用マスクから王、ブルジョワ階級の肖像画がやってくる。アレクサンドロス大王からナポレオン1世のデスマスクにアルチンボルドの人物画まで、かつて確かに存在していた人々と描いた画家の創意に触れられる。
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大阪府池田市・池田城跡公園2018年5月19日
2018/04/23 狩野直美新緑の頃、夕暮れ時、池田城跡公園で薪能が開催される。ゆらりと映る水面のかがり火や刻々と夜に染まる空の色が風情に花を添える。能や狂言の3演目が予定されており、芝生で軽食を食べながら静御前と義経の別れに時のあわれを感じるのも、またよし。
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名古屋市中区・名古屋市美術館2018年4月25日~7月1日
2018/04/20 狩野直美印象派の巨匠・モネが最晩年の大作「睡蓮」を手がけて約100年。本展では睡蓮はもとより、アメリカ抽象表現主義のロスコやポップアートのウォーホル等26人の約25点の作品を紹介。モダンアートの先駆者としてモネが与えた影響が時代を超えて再発見でき…
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大阪市天王寺区・大阪市立美術館
2018/03/22 狩野直美
2018年4月17日~6月10日今も昔もお笑いの本場と言えば、大阪!鳥羽僧正にちなんで名づけられた鳥羽絵は江戸時代、大阪で笑いの爆発を巻き起こした。ベルギーからの里帰り品を含め、鬼や亡者、擬人化されたぷりっぷりの金魚たちが大賑わい。こみ上げる笑いを抑えられるか!?
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東京都台東区・東京国立博物館 平成館
2018/03/21 狩野直美
2018年4月13日~5月27日雪舟等楊、俵屋宗達、伊藤若冲。国宝や重要文化財を含む約120点の名作誕生にスポットを当てた展示会。信仰や古典文学、明に渡り習得した画風など背景やインスピレーションが浮かび上がってくる。会期中に展示替えがあるので、お目当ての期間は要チェック。
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香川県琴平町・金刀比羅宮
2018/03/20 狩野直美
2018年4月10日四国のこんぴらさんで桜の鎮花祭が行われる。落花時期の疫病を鎮める神事として平安時代に起源を持ち、神職や巫女、伶人の行列が桜の下を練り歩く。御本宮に到着後、祝詞奏上や舞の奉奏などが斎行される。花に酔い、花に祈りを込めて春が訪ないを告げる。
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東京都台東区・東京藝術大学大学美術館2018年3月31日~5月6日
2018/02/23 狩野直美その眼差しは、近くを見るようで遠くを見据え、やわらかに上げた扇は迷いなく行く手を指す。修復を終えた上村松園の「序の舞」とともに、江戸時代の風俗画や浮世絵から美人画を巡る春の宴が上野を彩る。
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大阪市北区・中之島香雪美術館2018年3月21日~4月22日
2018/02/21 狩野直美朝日新聞創業者・村山龍平氏のコレクションを所蔵する香雪美術館(神戸市)の2館目となる施設が大阪にオープン。開館1年間は重要文化財を含む300点余りを5期に分けて展示される。1期では「太刀 銘 吉家作」や、「志野茶碗 銘 朝日影」などが展示…
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山口県下関市・赤間神宮2018年3月3日
2018/02/20 狩野直美幼くして没した安徳天皇が祀られる関門海峡の神宮で、春の風物詩・平家雛流し神事が執り行われる。新楽奉納や狩衣、千早を着用した男女、歌や句を詠む曲水の宴は、往時のみやびな夢を思いおこさせる。平家一門の墓も境内にあり、歴史の悲劇を横を早春の風が…
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静岡市葵区・静岡市美術館2018年2月10日~3月25日
2018/01/24 狩野直美江戸時代、駿河国に生まれた白隠は臨済宗中興の祖と言われ、諸国行脚をし84歳で没した。書画をよくし、禅宗開祖の達磨大師を最も多く描いている。どんぐり眼に大きな鼻、ひょろひょろ眉に力強く結んだへの字口の達磨図は、どことなく白隠本人を思わせる。
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福岡県大川市・風浪宮2018年2月9日~11日
2018/01/23 狩野直美その昔、新羅からの帰途で神功皇后が降り立った場所に由来する古社。創建にまつわる大祭では故事にならい供奉者150人の巡幸祭や流鏑馬等の神事、一般参加も可能な厄払い・裸ん行が行われる。1800年前の浪漫息づく中、健康長寿の串柿を手にハレの日が…
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東京都台東区・東京都美術館2018年1月23日~4月1日
2018/01/22 狩野直美昨今話題を旋風中のブリューゲルは、ピーテルから始まり、ピーテル2世、ヤン1世、ヤン2世…と孫の世代まで絵画様式が受け継がれている。16~17世紀の150年にわたる寓意画や日常風景の名作であり、私蔵品中心・初公開品が大部分という必見の展示会…
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京都市左京区・京都国立近代美術館
2017/12/22 狩野直美
2018年1月20日~3月4日その生き様を映すかのような強くはねる作品には、当時最果てから届いた浮世絵も影響を与えたという。まるで世界の違う国の風俗に何を想い、感じたのか。第2部では佐伯祐三や前田寛治などゴッホの足跡をたどった日本人画家を紹介する。
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東京都台東区・東京国立博物館 平成館
2017/12/21 狩野直美
2018年1月16日~3月11日1100年前、宇多天皇が創建した京都・仁和寺と御室派寺院から国宝・秘仏が上野に会する。創建時の本尊・阿弥陀如来坐像は一本造でふんわり微笑むような福福しさを持っている。通常非公開であり現在改修中の観音堂を高精細画像で撮影した再現した空間も見…
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奈良県五條市・念仏寺
2017/12/20 狩野直美
2018年1月14日明けて新年、鬼が松明とともに堂内を練り歩く火の祭典がある。災厄を祓い福をもたらす鬼は、父鬼、母鬼、子鬼の3体。文明18年(1486)には類似した行事が催されていたといわれ、行者の火伏やほら貝の根とともに濃く熱いときが始まる。
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福岡県糸島市白糸地区・熊野神社
2017/11/22 狩野直美
2017年12月16日~17日起源は400年以上前の山伏の修行といわれる福岡県糸島市・熊野神社の「白糸のみそぎ」は来年の豊凶を占う神事。締め込み姿の男衆が極寒の川で身を清め川上で研いだ護国米を神社で火にかける。御神灯と呼ばれる提灯と松明が川面を照らし闇の中に活気を与え…
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横浜市西区・横浜美術館
2017/11/21 狩野直美
2017年12月9日~2018年3月4日デビュー40周年を迎えた石内都の作品から、作品の軸の「肌理」をキーワードにした作品展が開催される。原点となる「絶唱、横須賀ストーリー」も展示され、彼女の写真家として気づいてきた時間と作品として切り取られた記憶の痕跡が見れる。
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東京都中央区・三井記念美術館
2017/11/20 狩野直美
2017年12月9日~2018年2月4日新春に向けて華やかな「花鳥」を約4000点集めた美術展が開かれる。豪商で有名な三井家が江戸時代から収集してきた作品は17メートルを超える大作や円山応挙・小林古径・柴田是真などの絵画から茶道具・工芸品が勢ぞろい。
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