著者紹介

民間大使は日中関係の「突破口」になるか

初の民間出身中国大使として起用され、「愛国親中」を掲げる丹羽宇一郎氏。この概念を成立させ、難問山積の日中関係の突破口を切り開けるのか。

「読めない日本」に深まる中国の悩み

民主党が大敗し、ふたたび「ねじれ国会」が生まれた日本。菅内閣の先行きは不透明で先の読めない日本政治の行く末に中国が悩んでいるという。

中国の指導者に必要な 「胡耀邦のDNA」とは？

特権とコネを持ったものが「勝ち」との腐敗がはびこる中国で、共産党幹部に求められているもの――。それは、「胡耀邦のDNA」だという。

高級ナイトクラブと 自殺工場に見る中国の闇

中国では5月以降、格差社会の深刻さを象徴する事件が相次いで発覚し、民衆の怒りが爆発している。高級ナイトクラブと自殺工場の実態とは？

万博で大国目指す中国が抱える社会矛盾

いよいよ開幕した上海万博。屈辱の近代史を乗り越え、社会主義の成功を世界中に誇示する絶好の舞台だが、足元は社会矛盾が蔓延している。

死刑囚問題から見る 日本VS中国の本質

日本人4人に対して行われた死刑執行。なぜこのタイミングで行われたのだろうか。今回の死刑執行問題をみると、日中関係の本質が見えてくる。

中国春の陣 人権派弁護士ＶＳ胡錦濤

胡錦濤が人権派弁護士への引き締めを強め、米国の圧力にも屈しないほどになっている。日本もこの問題に声を上げる時ではないだろうか。

単なる親中派にあらず 小沢一郎「中国観」の本音

土地取引事件をめぐる検察との攻防を注視する中国政府。「親中派」の印象が強い小沢氏だが、その言動を振り返ると意外な本音が見えてくる。

習近平はなぜ「天皇会見」に こだわったのか

習近平氏の訪日で突如浮上した「天皇会見」問題。なぜ中国はこれほどまでに「習・天皇」会見実現にこだわったのか。中国天皇工作の内幕に迫る。

米中に取り残される鳩山政権

オバマ訪中が物語るものとは

米中蜜月の印象を与えたオバマ大統領の初訪中。一方、米中両国には「対日不信」が渦巻き、良好に見える日中関係にも黄信号が点り始めている。

中国の統治モデルに礼賛の声

7月～9月のGDPの伸び率が対前年8.9％を記録した中国。こうした「中国モデル」に国内のみならず、ロシアからも礼賛の声が上がっている。

自民党下野を学習 「寿命間近」の中国共産党

建国60周年の節目を迎える胡錦濤政権が、民の「反乱」を極度に恐れている。民に見放されて崩壊したソ連や自民党について、学習をしているのだ。