このくにで彩〔いろど〕っている
縁〔えに〕を結〔ゆ〕いて 生きている
十二色〔じゅうにいろ〕と 一色〔いちいろ〕あたし
四季咲いて 縁を結いて
この道をゆけ 白いそら
その神社は音楽に霊験あらたかな弁財天をお祀りしているという。僕が訪れたのも偶然ではないだろうと宮司さんはおっしゃった。この「縁を結いて」は、奈良の神さまから託された歌だと思っている。
オリジナリティーを見つけるのが難しい現代、もし自分を見失ったら奈良を訪れるといい。一人でもいいし、大切な人と手をつないででも、心の中に会えない人を想いながらでも。きっとあなたのゆく道が見えてくるはずだ。
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