2023年2月8日(水)

矢島里佳の「暮らしを豊かにする道具」

2019年4月13日

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矢島里佳 (やじま・りか)

株式会社和える 代表取締役

1988年東京都生まれ。職人と伝統の魅力に惹かれ、19歳の頃から全国を回り始め、大学時代に日本の伝統文化・産業の情報発信の仕事を始める。「日本の伝統を次世代につなぎたい」という想いから、大学4年時である2011年3月、株式会社和えるを創業、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2012年3月、幼少期から職人の手仕事に触れられる環境を創出すべく、 “0歳からの伝統ブランドaeru”を立ち上げ、日本全国の職人と共にオリジナル商品を生み出す。テレビ東京「ガイアの夜明け」にて特集される。日本の伝統や先人の智慧を、暮らしの中で活かしながら次世代につなぐために様々な事業を展開中。

 それ以来、私のお箸への興味が俄然上がったのだ。この10年で様々なお箸とともに暮らしを豊かにしてきた。

秋田県・湯沢市の漆職人さんが作った、漆をザラザラと仕上げて先端に塗り、滑り止め機能付き。おうどんや、おそばなど、つるっとしたものを食べやすい(写真提供:筆者) 写真を拡大
石川県・輪島市の箸職人さんが作った、珍しい八角形の拭き漆のお箸。面の数が増えると手間が増えるので、四角形、六花形のお箸が多い中で、手間を惜しまず、手馴染みを追求したフォルム(写真提供:筆者) 写真を拡大
京都府・京都市の引箔の職人さんが作った、こだわりの箔と漆を使った、これもまた手馴染みのよい八角形。食卓を華やかにしてくれる(写真提供:筆者) 写真を拡大
広島県・山県郡安芸太田町のくりものの職人さんが作った、お箸の原型を感じさせる、一見木の棒のような拭き漆のお箸。しかし先端部分に注目すると、てんとう虫さんが、木から削り出されてちょこんと乗っている(写真提供:筆者) 写真を拡大

 とまぁ、気がつけば、この10年で様々な漆のお箸とともに、私のおうちご飯の質感が豊かになっていた。

 その日食べる料理や食材に合わせて、お箸も使い分ける。


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