2024年3月4日(月)

Wedge REPORT

2019年7月15日

2場所連続休場が横綱になってからの1度しかない白鵬

 「大関よりも条件が厳しく、その頂点にいる横綱の白鵬が無類の強さを証明しているからね。横綱だから公傷制度の必要性はないけれど、ここまで白鵬は2場所連続休場が横綱になってからの1度(全休した一昨年九州場所と途中休場した昨年初場所)しかない。しかも、その休場明けとなった次の昨年春場所は2ケタ勝っている。

 つまりは大関で陥落となっても返り咲けているということだ。その白鵬が一昨年から休場をコンスタントに重ねるようになっても出てくれば数多く優勝している現状があるわけだから、それに歯止めをかけられない大関陣は猛省しないと。公傷制度をスケープゴートにしてはいけないでしょう」

 いくら品格がないと言われようとも無双横綱・白鵬という結果を残し続ける「手本」がいる限り、現在の大関陣は物足りなくて弱いと断じられてしまうのかもしれない。それならば、なおさら今場所は高安が初Vで大関の看板を死守し、鶴竜、そして白鵬の両横綱に意地を見せつけなければいけないはずだが……。結果を出せないばかりか、コンディション維持もままらぬ大関陣が次々と“休場渦”に巻き込まれるように総崩れとなってしまう現状では、やはりそれも絵に描いた餅で終わってしまうのだろうか。

  
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