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2019年9月27日

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日本航空はこのほど、泣き叫ぶ赤ちゃんを連れた乗客が機内のどの席にいるのか、ほかの乗客が事前にウェブサイトで確認できるサービスを導入した。赤ちゃんが泣き出すなどした際の、周囲の客とのトラブルを未然に防ぐ狙いがあるとみられる。

この機能は、3歳未満の子供連れの乗客が日本航空ウェブサイトで座席を指定すると、シートマップ上に「幼児マーク」が表示されるというもの。

日本航空のウェブサイトは、幼児マークを表示することで「幼児連れであることをほかのお客さまへもご案内しています」と説明している。

しかし例外として、ツアーや特典航空券を利用した場合や、同社ウェブサイト以外で座席指定がされた場合、出発直前に機材が変更となった場合などには幼児マークは表示されないという。

利用客の1人は、「片道13時間のフライト中に」機内のどこで幼児が「泣き出す可能性があるか」事前に知ることができるとツイートし、この新機能を歓迎した。

しかし一部のツイッターユーザーからは、この男性客は寛大になるべきだとの声や、雑音を取り除くノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンを使用すればこの問題は簡単に解決できるとの声が上がった。

ベンチャーキャピタリストのラハト・アフメド氏は24日、ツイッターで、日本航空が機内のどこに子供がいるのかを「警告」してくれることを感謝した。

アフメド氏は、「こうした仕組みは本当に、すべての航空機で義務化すべきだ」とした上で、カタール航空は日本航空を「参考に」すべきだと付け加えた。

「2週間前に搭乗した(ニューヨーク発ドーハ行きの)フライトで、自分の隣には泣き叫ぶ赤ちゃんが3人もいた」と、アフメド氏は書いた。

寛大に「ノイズキャンセリングのヘッドフォンを」

アフメドさんのこのツイートにはいくつかの反応があり、「素晴らしい」ウェブサイト予約機能だと支持する声がある一方で、もっと寛大になるよう求める声も上がった。

ツイッターユーザーのG・サンダー氏は、「誰でもみんな、一度は赤ちゃんだった。その子たちも同じことだ。私たちは寛容を学ぶ必要がある。そうでなければ、口呼吸をしたり、よだれをたらしたり、おならをしたり、酔っ払ったりしている人や、その他もっと色々なことについて、ぜんぶ座席票に表示する羽目になる」と述べた。

アンドリュー・リムさんは、「以前はあなた(アフメドさん)と全く同じ考えだったが、自分に息子が生まれてからは、子供連れで旅行する人にとても同情するようになった。機内で泣き叫ぶ子供がいやなら、どうぞ理路整然と子供を諭してみてください」

ディアドラ・ハーディマンさんは、「赤ちゃんには発育上、『計画的に』泣いたり叫んだりする能力はない」と述べた。

「うわ……ノイズキャンセリングのヘッドフォンを買えばいじゃない」と、提案したのはジーニー・ジョンソンさんだ。「飛行機で泣いている赤ちゃんのことで文句を言う人のことが理解できない。ヘッドフォンを使えば何も聞こえないのに」。

赤ちゃん連れの旅行に関するウェブサイト「フライング・ウィズ・ア・ベイビー」によると、家族連れに最も優しい航空会社の1つはエティハド航空で、空港でベビーカーを無料で貸し出すなど、様々なサービスを展開しているという。エミレーツ航空とガルフ・エアも高評価を受けている。

(英語記事 Airline to help passengers avoid screaming babies

提供元:https://www.bbc.com/japanese/49848118

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