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2019年10月5日

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ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は5日、1次リーグC組の試合が東京スタジアム(東京都調布市)であり、優勝を狙うイングランド(世界3位)が実力のあるアルゼンチン(同10位)を39-10で下して3連勝とし、ベスト8に1番乗りを決めた。

アルゼンチンは4大会連続の決勝トーナメント進出を目指しているが、この敗戦でその可能性が低くなった。「死の組」と呼ばれるC組では、フランス(世界7位)が2連勝している。

ハイタックルで退場

アルゼンチンが前半6分にペナルティゴールで先取点こそ挙げたが、それ以降はほぼイングランドのペースで試合が続いた。

イングランドは前半だけで3トライを奪取。攻撃力の高さを見せつけた。


ただ、トライ後のコンバージョンキックを、キャプテンのCTBオウエン・ファレルが3回連続でゴールポストの左に外して失敗。そのたび、イングランドのサポーターからため息がもれた。

アルゼンチンは前半、LOトマス・ラバニーニがイングランドのファレルに危険なタックルをしたとして、レッドカードで退場。数的不利な状態で戦わざるを得ない状態が続いた。

戻った精度

ハーフタイム後は、イングランドのファレルがキックの精度を取り戻した。

後半5分にイングランドのSOジョージ・フォードがトライを決めると、この試合初めてコンバージョンキックに成功。

同13分にはペナルティキックも決めた。


この後、イングランドは2つのトライを追加したが、いずれもファレルがコンバージョンキックを成功させて、着実に追加点を挙げた。

アルゼンチンは後半、1トライとコンバージョンキックを決めるのがやっとだった。

「狙い通り」

イングランドはこの試合、トライ6つを奪ってボーナスポイントも獲得。勝ち点を15にしてC組1位となった。

この勝ち点を上回る可能性があるのは、現在2位のフランスだけ。そのため、イングランドの1次リーグ突破が決まった。

エディ・ジョウンズ監督は試合後、「狙い通り3試合で勝ち点15を挙げた」と述べた。

また、「最初の2試合が楽だったのと、試合間隔が長かったので、少し動きがぎこちなかった。後半はリズムがよくなった」と話した。

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厳しくなった突破

一方のアルゼンチンは、残るアメリカ戦(9日)に勝ち、かつフランスが残り2試合(トンガ、イングランド)とも負けた場合に、2位で突破できる可能性がある。

だが、現実的には厳しい状況だ。

マリオ・レデスマ監督は、「レッドカードの後は当然きつかった。しなくていい単純ミスを、特に後半たくさんした。1人少なくて勢いをつくることができなかった」と振り返った。


この試合の最優秀選手:ジョージ・フォード(イングランド)

この試合の最優秀選手には、イングランドのSOジョージ・フォードが選ばれた。彼からのパスがチャンスをつくり、キックが再三、相手ディフェンスに隙をつくった。

(英語関連記事 England reach World Cup quarter-finals

提供元:https://www.bbc.com/japanese/49944950

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