2024年4月19日(金)

Wedge REPORT

2020年3月10日

借り換えで金利削減を試みる

 手前味噌で恐縮だが、「住宅ローンの借り換え」も有効な手段だ。住宅ローンはネット銀行、メガバンク、地方銀行の順に金利が低い傾向にある。もし今利用している住宅ローンがネット銀行以外の金融機関の場合、ネット銀行に借り換えることによって金利を抑えられる可能性がある。

 もちろん審査があるため、必ずしも全員が借り換えできるわけではないが、年収400万円以上あれば0.4%台(変動金利)のネット銀行の審査の土台にのってくる。一般的には、年数を経て年収がアップしているケースが多いので、借り入れ当時よりも良い条件の住宅ローンへ借り換えられる可能性が高い。

 弊社の住宅ローンサービス「モゲチェック」でも借り換え先金融機関のマッチングを行っているが、毎月返済額が1万円以上下がるケースは約3割にのぼる。金利が100万円以上削減されるケースは実に3分の2にのぼる。今借りている金利が1%以上であるならば、十分に金利削減の可能性はある。

 なお、転職後の借り換えは審査が通りにくいため、転職前に実行することがおすすめだ。

  
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