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2020年10月25日

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南米パラグアイの首都アスンシオンで、未登録移民とみられる7人の腐乱死体が肥料コンテナの中から見つかったと、当局が23日に明らかにした。

首都アスンシオンにある農業関連会社の従業員が、遺体を発見した。

遺体が見つかったコンテナは、7月21日にセルビアを出発し、クロアチアを通過してからエジプト、スペイン、アルゼンチンを経由してパラグアイに到着した。移民たちはクロアチアを目指していたとみられる。

法医学者のパブロ・レミール氏によると、7人のうち3人はモロッコ出身で、1人はエジプト出身。窒息死とみられる。犠牲者は全員、成人男性の様子という。

レミール氏は、コンテナ内の肥料による作用で遺体の腐敗が進んだ可能性があると付け加えた。

コンテナの中からは食料のほか、セルビアのタクシーの領収書とテレホンカードが見つかった。

「彼らはパラグアイよりも近い場所を目指していたものの、距離をうまく把握できず、生き延びれなかったとみられる」と、マルセロ・サルディバル検察官はロイター通信に述べた。

サルディバル氏は、コンテナ内にあったビスケットやペットボトルに入った水、食べ物が入った缶詰で72時間は持ちこたえられるとした。

「遺体は全て腐敗していた。髪の毛と骨だけになっていた」

現在、犠牲者の身元確認が進められている。

(英語記事 Bodies found after three-month container journey

提供元:https://www.bbc.com/japanese/54679291

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