特に注目しているのは新規にサイトを立ち上げたTOYOTAです。動物の福祉をも視野に入れスタートしているためこれから楽しみな企業の取り組みです。
私の周りではここ数年 “車中泊” の同伴旅行を楽しむ家族が増えています。思い立ったら即行動、愛車へ家族を詰め込んで何処へでも馳せ参じます。場所によってはモーターキャンプの形態になってみたりもしますが、何れにせよリーズナブルに旅を楽しむにはとても面白い旅行の形だと思います。
ペットツーリズムと日本のペット事情
つい先日「ペットツーリズム論」なる講義がとある大学で開講したという番組がありました。(http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_27597)
「ペットと一緒の旅行という需要が増えてきたため、観光事業者がペットの受け入れ態勢を学ぶ」
これが講義の趣旨との内容でした。番組内では先述のバスツアーの様子や海外旅行を扱う企業の紹介などの他、イギリスでの同伴旅行の為のシステムの紹介がありました。
公共の場における飼い主のマナーの問題は深刻だ
ペット同伴旅行の需要は確かに高まっているのだと思いますが、実はまだビジネスとして考えるには不安要素の残る分野とも思えます。施設や受け入れ側の体制という問題もありますが、多くの場合、利用者側が原因となっています。
ペット業界全体が抱える問題でもありますが、飼い主のマナーに対する共通認識の問題です。
業界内から眺めていて、ペットの受け入れをやめてしまった飲食店や宿泊施設、公園などの公共施設を数多く見てきました。原因の多くに、心無い飼い主の行動があげられます。