2026年度の中学入試がピークを越え、SNS上では倍率や我が子の合否、各学校の特徴的な問題などの話題で持ち切りでした。特に、1月には難関中として有名な灘中学の国語の入試問題で、ガザを題材にした詩が出題されたことは各種ニュースでも取り上げられるほど注目を集めました。
プロ家庭教師の西村則康、辻義夫は、「入試問題は学校からのラブレター。どんな子に入ってほしいか、というメッセージが詰まっている」と言います。今、難関校が子どもに求めるのは、どのような力でしょうか。書籍『本当にかしこい子になる!勉強メンタルの育て方』では、その力について、詳しく説明しています。今回の記事ではその一端を紹介します。
*本記事は『本当にかしこい子になる!勉強メンタルの育て方』(ウェッジ)から一部抜粋・編集しています。
プロ家庭教師の西村則康、辻義夫は、「入試問題は学校からのラブレター。どんな子に入ってほしいか、というメッセージが詰まっている」と言います。今、難関校が子どもに求めるのは、どのような力でしょうか。書籍『本当にかしこい子になる!勉強メンタルの育て方』では、その力について、詳しく説明しています。今回の記事ではその一端を紹介します。
*本記事は『本当にかしこい子になる!勉強メンタルの育て方』(ウェッジ)から一部抜粋・編集しています。
「勉強したくなる」気持ちの根底にあるもの
中学受験はわずか11歳・12歳の子どもたちが挑戦する受験です。高校生が挑む大学受験なら、「目標のためにがんばる」「将来の夢を実現させるために努力する」こともできるようになりますが、小学生の子どもには、まだそれだけの精神力は備わっていません。
もちろん受験ですから、志望校合格という目標はあります。でも、「いい中学に入るためにがんばるぞ」なんて思いながら、勉強をしている子はまずいない。口ではそう言っていても、「親の期待に応えるためにやっている」「親がガミガミ言うからとりあえずやっている」という子も多いと思います。
楽しければ苦にならない
では、みんながみんなイヤイヤ勉強をしているのかというと、それも違います。中学受験にチャレンジする子どもたちのなかには、勉強が楽しくてやっている子もいます。とくに大手進学塾のトップクラスには、そういう子が一定数います。「そういう子は生まれつきできる子なんでしょ」と、ある種の天才に思われがちですが、実はそうではありません。楽しみながらやっていたら、気がついたら勉強が得意な子になっていたというケースがほとんどです。
大人でもそうですが、つらいと感じることを努力し続けるのは、とてもむずかしいことです。遊びたい盛りの小学生ならなおさらのこと。
でも、「楽しい!」「おもしろい!」と感じられれば、時間を忘れて何時間でも没頭することができます。トランプゲームを勝つまでやりたい、ポケモンのキャラクターなら300種類以上知っているなど、好きなことなら驚くほどがんばれるし、集中力を発揮できる。それと同じで、勉強も「楽しい!」「おもしろい!」と思うことができたら、努力という意識を持たなくても、自然と机に向かえるようになるのです。
