こんにちは。「みんなの経済新聞ネットワーク」(略して『みん経』)です。近年よく耳にするようになった「シェアハウス」という言葉。複数の人が家賃を払って共同で暮らす物件のことで、特に20~30代の未婚の若者の間で人気となっているようです。今年1月に放送されたドラマ「シェアハウスの恋人」や、恋愛バラエティー番組「テラスハウス」もシェアハウスをテーマにしたもの。今週は、みん経で配信されたシェアハウスを紹介します。
「ギークハウス」はすでに全国に約20軒?
「シェアハウス」という言葉が新しい住居のかたちとして再注目され始めてからはや数年。最近では、単なるシェアハウスではつまらないとばかりに、個性を打ち出したシェアハウスも増え始めています。
下記は、今年2月に配信された御徒町の「ギークハウス」の記事です。※賃貸状況は記事配信時のものです。
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御徒町にシェアハウス「ギークハウス」-オープン2週間で9割申し込み済みに (上野経済新聞/2013/2/25)
都営地下鉄大江戸線・新御徒町駅近くに2月10日、シェアハウス「ギークハウス御徒町」(台東区元浅草1)がオープンした。
ギークハウスは都内を中心に京都、沖縄、愛知でも運営されており、御徒町は18拠点目。東京メトロ稲荷町駅近くに昨年8月、「ギークハウス上野」をオープンしたものの、敷地面積が狭くリビングスペースの確保が難しかったため、御徒町の物件をオープン。御徒町のリビングスペースは上野と共用する。
完成後間もないものの、すでに9割の部屋が埋まっている。「普通のアパートのように数年単位で利用する人や、インターンや研修などで数カ月利用する人など利用方法はさまざま。共用の家財道具はそろっているので、バッグ一つで引っ越しができる」と住人の阿部雄一さん。メーンの利用者層は20代。
阿部さんは水道橋のギークハウスから御徒町に移り住んだ。シェアハウスの利点について、「パーティーやイベントなども多く、外に出なくても知り合いが増える」と話す。「シェアハウスごとにカラーはまちまち。ギークハウス御徒町は割とおとなしい雰囲気。『ギークハウス』という名前通り、パソコン好きなオタクばかり」とも。