2024年4月25日(木)

「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2013年12月10日

先生と親が何でも話し合える「PTA談話室」で
体罰について議論

「○○くんは遅刻してきたから先生が……」
「○○くんちは母子家庭だし……」

 ヘンな噂が流れ出しました。

 そして、「先生の処分を寛大にしてください」といった主旨の署名集めがはじまったんです!

 「なんだ、この親たちは! 体罰教師の罪を問うんではなく、逆に体罰を受けた生徒や家族を踏みにじるようなことに加担するとはけしからん!」と、私は激しく憤りました。

 同時に秋津の大人たちへの偽善的な疑義を感じました。

 だって、自分の子が受けたならこんな行動はしないだろうと思うからです。

 そんな疑義を保持し続けていたから秋津小学校PTA会長にのちになった際、先生と親が何でも話し合える「PTA談話室」を開設し、「人権と体罰」をテーマにした議論もしました。

【第3回PTA談話室】 開催日:10月26日午後2時 会場:秋津小学校2階和室
<テーマ>子どもの人権と家庭や学校における体罰について

◎「人権」とか「体罰」と聞くと、なんだかとても恐ろしそうですが、大人からすると「愛するがゆえに」や、「教育的配慮」から、言葉を含めてついゴツン! とやってしまうことはありませんか?
◎いくら「愛があっても」「教育的配慮」からであっても、やってはいけないことはあります。そのへんを議論し整理してみたいと思います。
◎体験談などを持ちよって、話し合いたいと思います。
◎中学・高校生も大歓迎です。
◎もちろん、一般の方も大歓迎です。お気軽にどうぞ!

 「地域に開かれたPTA」も意識して、会員外の地域の方々にもチラシを配布しました。実際にPTAOB・OGを中心に参加を得たことはうれしかったです。

秋津小学校PTA主催の「PTA談話室」。真ん中のひげ面が筆者。1991年10月

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