「ある程度の『体罰』は仕方ない」派と
「絶対ダメ」派
この談話室で意見がわかれたのは、「ある程度の『体罰』はしかたがないのでは?」ということでした。
「しかたがない」派は、自分の子どものころの「愛情のある『体罰』によって目覚めた経験」などを例に出し、ディベートを仕掛けてきます。
対する「絶対ダメ」派は、「『ある程度』を誰がどの程度と決められるのか?」や「体罰を加える側の自己満足で終わり、体罰を受けた子にはしこりが残る」ことを、やはり自分の経験から話します。
こう着状態がしばらく続きました。
すると、のちに中学校PTA会長になったあるお母さんがきっぱりといったのです。
「私は、どんな場合でも絶対に反対です! 体罰がいかにも教育的な配慮に聞えても結局は暴力ですから!」
「体罰を受けて良かったと思う子は、ほかの手段でもわかる子です! 体罰を受けることにより心に生涯の傷をおったり、大人社会への不信感を持つ子どもになることが耐えられません!」とね。
この発言が談話室の結論になりました。
ところで○○くんの体罰事件は、校長が全校生徒の前で謝罪し、2度と起こさないことの決意を語ったことから家族と体罰教師とは示談になりました。
しかし、この教師は中学には戻れずにその後どうなったのかはわかりません。興味もないけどね。
長男が遭遇した体罰教師
ところがその後、私の長男が中学生になってから、またまた体罰教師があらわれました!
「あったまくるよな! センコー(実名を挙げて)!」と、息子が憤慨してしゃべくりながら家に帰ってきました。
息子と同じ男バス(男子のバスケットボール部)のキャプテンのふかちゃん(愛称)もいます。