2024年5月1日(水)

ヒットメーカーの舞台裏

2009年7月1日


■メイキング オブ ヒットメーカー 筏 邦彦(いかだ・くにひこ)さん
(東芝ライテック 技術本部管球技術第一担当参事)

苦を苦とも思わない飄々とした筏 邦彦
(いかだ・くにひこ)さん (撮影:井上智幸)

1970年(0歳)
福岡市生まれ。実家が鉄工所で、工場の音を聴きながら育つ。川や海が近く、毎日のように川ではフナ捕り、海では釣りと素潜りに熱中。将来は水族館の飼育員になりたいと思っていた。
1982年(12歳)
中学生になると、流行し始めたパソコンに興味を持つ。但し、夏になると、やはり素潜り。鉄工所の影響もあり、モノづくりにも興味を持ち始めた。
1985年(15歳)
工業高校に入学。修学旅行で見た東京タワーに憧れ、上京を志した。就学中に半導体の働きに感動し、家電と半導体で有名な東芝を志望することに。
1988年(18歳)
海に近い横須賀の東芝に入社。工場の訓練校を卒業後、蛍光灯技術課に配属。関西工場、東芝の高専を経て、現在も担当の電球形蛍光ランプの開発業務に従事する。趣味も広がったが、夏はやはり素潜り。スキューバダイビングのライセンスも取得。今も逗子の海でボートダイビングを楽しむ。
2005年(35歳)
05年に業界初の白熱電球と同じ形、光り方をした電球形蛍光ランプ(消費電力12ワットタイプ)を開発・製品化した。忙しい日であっても、伸び伸びと仕事ができる環境に日々感謝。


「WEDGE」2009年7月号

 

 

 
 

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