「自ら目標を設定し、それをクリアしていく」という教育意図は、ただお題目を唱えるだけでなく、その内容を体現している先生たちが教えるからこそ、子どもに伝わるものもあるのだろう。そして、この挑戦を楽しむ心は、風の谷幼稚園の風土として根付いている。
「なわとび」の活動を通じて、その楽しさを知った子どもたち。この中から、将来どんなことに挑戦する人材が出てくるのか? 思わずそんなことを考えてしまう。しかし、
「子どものことをとやかく言う前に、まずは大人から」
あの風の谷からは、こんな声が聞こえてくるようだ。
※次回の更新は、4月1日(木)を予定しております。
風の谷幼稚園
園長・天野優子氏が、理想の幼児教育を実現するためにゼロから建設に乗り出す。様々な困難を乗り越え、1998年に神奈川県川崎市麻生区に開園。「人間が人間らしく、誇りを持って生きていく」ための教育を実践している。
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