私は、こういうお話を聞くにつけ、世界が、リーマンショックから何一つ反省しておらず、何度も同じ過ちを繰り返すことを、とても残念に思います。私と同じ実務家である原さんが、大所高所からの立派なご意見を述べて、世界中ですばらしい経営実行をされているのに対し、私は、今の世界中で人々が幸せになるための一種の常識(コモンセンス)が不足していること――一般法規や各国憲法の上を行くべき“公正な契約を守ること”が行われないこと――を、特に心配しています。
原さんは、根本的な資本主義のあり方を変えなければならない、と指摘しています。問題のおおもとにあるのは市場万能主義と株主至上主義であり、この2つを改める仕組みをつくっていかなければいけない、それが「公益資本主義」であり、「公益資本主義」を牽引できるのは日本である、とおっしゃっています。
詳しくは、ぜひ「だれかを犠牲にする経済は、もういらない」をお読みになっていただければと思います。
好評につきたちまち重版!!
『だれかを犠牲にする経済は、もういらない』の紹介ページはこちら
Amason.co.jpのページはこちら
セブン・アンド・ワイのページはこちら
オンライン書店ピー・ケー・ワンのページはこちら