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衝立に描かれた創建当時の二葉館北側からの風景画からはその存在感がうかがえる
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1900年のパリ万博で踊る貞奴の姿がフランスの演劇雑誌『ル・テアトル』の表紙を飾るほどの人気だった
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大理石でできた巨大な配電盤。ここから床下や天井裏へ、びっしりと電線が張り巡らされている
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電線 邸宅中に張り巡らされた電線の一部を垣間見ることができる
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使用人を呼ぶために作られた電気式の呼び鈴。各部屋に設置されたスイッチを押すとベルの音と共に部屋番号が表示されていたという
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赤い瓦の屋根が特徴的な邸宅の設計施工は、当時新進気鋭だった洋風住宅専門会社の「あめりか屋」。大正時代に街並みの中ではひと際目を引いたことだろう
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大広間に置かれた円形のソファは、当時のスプリングを再利用しており、当時の座り心地を体感できる
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大広間の西側の窓にあしらわれている「踊り子」。西日に照らされると、室内に色とりどりな光が差し込んでいた
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貞奴は赤い絨毯が敷かれたこの螺旋階段を使って2階から下り、大広間へ華々しく登場していた
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螺旋階段の上部にある照明器具は創建当時のまま残っている。階段に設置されたいくつもの灯りが、ここから降りる貞奴を華やかに照らした
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1階の絢爛さとは打って変わり、2階の居住空間は純和風の落ち着く空間だ。貞奴が愛用していた品や桃介の直筆の書などが飾られている
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桃介は2畳ほどのスペースを書斎として好んで使っていたという