著者紹介

正月の新聞がつまらない理由

もはや新聞はスクープで勝負する時代ではなくなったということか。昨年は週刊文春によるスクープの連発が注目された一方で、その他のメディアがスクープから手を引く傾向が露になった年だった。

オスプレイ墜落の余波

「なんてタイミングなんだ」。12月13日夜、那覇市内で一緒に飲んでいた自民党の沖縄県議会議員は、そう呻いた。

基地返還と新設、沖縄県知事を悩ますジレンマ

2014年の知事選以来、ずっと蜜月だった翁長知事と地元紙の関係に亀裂が走っている。

韓国・朴槿恵大統領が辞められない理由

国会で多数を占める野党からは退陣要求をつきつけられ、首都で26万人が集まるデモが起きても朴大統領は辞任の意向を示そうとしない。そこにはいま辞めるわけにはいかない事情がある。

トランプ当選で沖縄に漂う微妙な空気

これで普天間問題に劇的な変化が起きてしまうのだろうか。だとすると、喜ぶべきなのかも知れないが、この20年間はいったいなんだったのだろうとも思えてくる。

沖縄県知事の馬毛島視察が新たな火ダネに

鳩山由紀夫元首相の『最低でも県外』発言が、沖縄の県民世論を県外移設に向けて沸騰させたように、翁長知事による馬毛島視察が新たな火ダネとなってしまうかも知れない。

沖縄の反基地感情にどう向き合うか？

沖縄県警の定員を100人増やすなど、米軍による凶悪事件の再発防止策が官邸主導で進められているが、根本的な解決策にはほど遠い印象は拭えない。

増殖する女子航空ファン”空美” A380ファ…

『今日もヒコーキに会いに行く』蘭木流子さんインタビュー

女性鉄道ファンを指す「鉄子」に対して「空美」。このほど、そんな空美たちの生態を綴った蘭木流子さんインタビュー。

混迷増す沖縄 求められる打開策

与党の大勝に終わった沖縄県議選。米軍関係者による事件により、沖縄県民の感情は悪化している。打開策はないのか？

多額の取材謝礼を払っている？ 週刊誌の嘘とホ…

週刊誌の記者による取材や制作過程に関心が高くなっていると思うと、たいへん喜ばしいことだが、一般に広がっているイメージのなかには誤りも多いので、この機会に指摘してみたい。

韓国国内で高まる核武装論 習近平もオバマもア…

韓国国内で高まっているのが、核武装論だ。与党セヌリ党の一部から出てきたこの議論、年明けから韓国最大紙の『朝鮮日報』がたびたび取り上げている。

軽減税率丸呑みの裏にある宜野湾市長選挙

１兆円もの財源の確保はメドが立っていないにも関わらず、公明党の主張を自民党が丸のみした理由。

国会前デモ 3万が12万人？ 「いいじゃないか…

そもそも、12万人という数字は、60年安保闘争のときのピークの時のデモ参加者とほぼ同じ（この時は13万人）。率直に言って、それほどの人数がいたとの印象はない。

沖縄の地元紙 2紙の報道姿勢への違和感

沖縄に来るたびに思うことは、地元紙である『琉球新報』と『沖縄タイムス』の特異な報道ぶりに対する違和感である。

モスクワ空港に2カ月籠城した日本人男性 ロシ…

トム・ハンクス主演の映画『ターミナル』を地で行くかのようなこの男性は、ロシアではテレビや新聞、ネット・メディアで大々的に報じられた。