健康面からみても合理性なき「定年」

神代雅晴さん （産業医科大学名誉教授）

高齢者の労働能力は年齢では決まらない。「年齢ありき」の発想からの脱却が必要だ。

伝説のヒットメーカーが 「ゲーム業界に喝」

稲船敬二/comcept CEO

「カプコン」に長年在籍し、「ロックマン」など数々のヒット作を生み出した稲船さん。今のゲームメーカーをどのように見ているのか。

消える「定年」 健康な限り働く時代へ

定年制がなくなりつつある。高齢者なくして成り立たない業界も出てきた。一方、高齢者側にも働かねばならぬ理由がある─。

「日本という国を世界にもっとコミュニケーション…

さまざまな領域でクリエイティブな仕事を展開する佐藤可士和氏。日本を代表する企業の経営者と1対1での打ち合わせも数多く行うが…

加工処理しきれない大量のサバを漁獲してしまう日…

日本で一番水揚量が多いサバ類。震災によって資源は回復傾向にあったが…

工場の町・東大阪 郷土の偉人で町おこし

モノ作りの町・東大阪。雑木屋敷林にある江戸時代に建てられた茅葺の建物を起点に、これまでにない町おこしが始まった。

草の根国際協力を国益に繋げ

山田耕平 （レアメタルトレーダー）

「見返りのない援助は実は持続可能ではないと思います。世界の国々は援助する側もされる側ももっとしたたかです」

ピーナッツバターで“郷土再生”を期して

村井駿介さん （HAPPYNUTSDAY 代表取締役）

「あれでピーナッツバターをつくろう」―。地元産の落花生で以って地元を再生できるかもしれない。夢は膨らんだ。

Googleは自動車を支配するか

共存か、対立か 進化する自動運転（前篇）

市街地を自動運転の車が疾走する日。それは、電機産業のように、ものづくりが競争力を失うことを意味するのか――。

増税先送り この程度で金利「暴騰」ですか？

増税しないと金利が暴騰して大変なことになると言われていたが、実際にはその上昇は限定的だった。

議員の世界も年功序列終焉 政治家と大臣ポスト

当選回数で大臣になれるという風習は、70年代から90年代の初期まで続いたシステムにすぎない。

営業という学問はない 人間力を磨け

日本製品が世界で売れなくなったのは、技術力の優位性がなくなっただけではなく、営業マンの力量が低下したからではないか――。

起業家育成へ 教育・選挙改革を

村上太一 （リブセンス社長）

史上最年少で東証マザーズ、東証1部上場を果たした村上氏。日本が起業大国になるための意識改革とは…

妻の出産で会社辞めた ジョブズ本の翻訳者

井口耕二さん （翻訳家）

子どもが生まれるのを機に翻訳家になった井口耕二さん。会社人生だけではない、もう一つの世界を持っていたことが脱サラを後押しした。

社会的投資が生み出すイノベーション 行政コス…

2010年に英国で開発され、現在は米国、豪州でも導入が進む、社会課題の解決を目的とした「社会インパクト債券」が注目を集めている。

エコノミストはなぜ間違えるのか

人がなぜ間違えるかと言えば、知識がないか、知識があっても損得を考えて間違えるか、その両方か―。エコノミストの場合は…

「質」が問われる海外留学

「アームチェア留学」と揶揄される、温室育ちのグローバル人材育成。人材像に対する企業と大学との間にあるギャップは大きい。

地方創生には持続可能な漁業が欠かせない

クロマグロの資源管理からも分かる世界と日本の差

魚の水揚げの増加とともに発展し、水揚げの減少とともに衰退してきた多くの地方都市。「持続可能」な漁業の実現のためには…

まちづくりと雇用の創出 双葉郡8町村の合併を

福島「3年半」の現実（その3）

福島県いわき市にある「とまとランドいわき」の巨大温室を訪れた。風評被害には打ち勝ったとはいえ、事故直後は大変だったという。

帰還を遅らせる「格差」 結局引き上げられた賠…

福島「3年半」の現実（その2）

福島第一原発事故は、原子力損害賠償法で想定していた被害を遥かに超えていた。無責任な政府の対応が復興を遅らせてきた。