安倍首相真珠湾訪問、もう一つのパールハーバー

「屈辱の象徴」から「和解の象徴」へ

オバマ大統領が広島を訪問したからといって、安倍首相が真珠湾を訪問することは自然な流れではなかった。しかし、日米の和解は真珠湾でもすでに進んでいた。

日米同盟の重要性を理解していないトランプ次期大…

日本国際問題研究所 小谷哲男主任研究員 インタビュー

トランプ氏は日米同盟を経済的な観点からしか見ておらず、「アメリカがこれだけ投資をしているのに見返りがない」と考えています。しかし、同盟は投資ではなく「保険」です。

尖閣の次は沖ノ鳥島、止まらぬ南シナ海問題の余波

8月以降、中国による尖閣諸島近辺の領域侵犯が数を増している。また浸入のパターンの変化も見て取れ、日本への挑発も激しい。ここでキーとなるのは沖ノ鳥島だ。

南シナ海に迫る「キューバ危機」、試される安保法制

2012年に中国がフィリピンから実効支配を奪ったスカボロー礁。ついに今夏から戦略的埋め立てか開始されるようだ。日本が集団的自衛権を行使する時がくるのか。

「SEALDs」の限界は 今の日本のリベラル…

平和安全法制と戦後70年 日本の平和主義に自信を

安保法制は、決して戦後日本の安全保障の大転換などではない。特に冷戦後に日本が直面してきた課題に取り組むために必要最低限の措置だ。

安保法制は海外軍事行動の 白紙手形ではない

日本の海外での武力行使に対する多くの制限はそのまま残ることになり、安保法制は海外での軍事行動に対する白紙手形からは程遠い。

安保法制を支持する ウォールストリート・ジャー…

日本は安保関連法で、今まで以上に民主主義とルールに基づく国際秩序の維持に責任を持つことになる。

戦後70年続く“安保闘争”にリアリズムを

野党の主張は壊れたテープレコーダーか
｢違憲｣｢海外派兵｣｢戦争への道｣…

｢集団的自衛権保有すれど行使せず｣という“解釈”によって生み出されてきた不都合な問題にも目を向けるべきだ。

派遣自衛隊のリアル見よ 安保法案審議にモノ申す

憲法などの制約によって、安全保障では常に、「日本に何ができるか」ばかりを議論してきたが、本来は「日本は何をすべきか」を考えなければならないはずだ。

紛糾する国会「安保法制」審議 アメリカはどう…

日本側の求めに応じたガイドライン改定、普天間移転

紛糾する国会の「安保法制」審議。日本の求めに応じてガイドライン改定、普天間移転に合意したアメリカからは残念な眼差しが送られている。

日米同盟の将来 安倍総理が差し伸べた手をオバ…

従来、日米首脳会談は米国の要求なりイニシアチブに日本がどう応えるかという観点から見られてきたが、今やそれが逆転している。

中国が仕掛ける「歴史戦」に決着をつけた安倍首相…

安倍首相が米議会で行った演説は、中国外交にどのような影響を与えるのだろうか――。

新日米防衛ガイドラインで 中国の「挑戦」に有効…

日米ガイドラインの今回の再改定は、中国が東シナ海と南シナ海で繰り返す現状変更への対応が中心的課題である。

米国が望む日韓防衛協力は なぜ進まないのか

韓国が日本との安全保障面での協力に消極的である背景には、日本との歴史問題の他に、中国に対する配慮があることは否定し難いだろう。

日米ガイドライン見直しの意義　 米国の期待と日…

安倍総理の訪米に時期を合わせ、ワシントンでは「2プラス2」が開催される。今回見直される日米防衛協力の指針のカギを握るのは…

南シナ海の中国化防ぐ 豪への潜水艦輸出

アジア太平洋地域における米軍の対中優位を維持するには日米に加え、豪との一体的な潜水艦運用が効果的だ。

「ISIL」邦人殺害事件から考える 日本の「積…

最悪の結果となったISILによる邦人人質事件。国際社会で日本が一定の役割を果たすことを目指す以上、テロは他人事ではなくなる。

日米ガイドライン改定 まず安保法制の整備を

2014年内に完了する予定であった「日米防衛協力のための指針」見直しが難航している。

新ガイドラインは日米同盟の 真のグローバル化に…

日米同盟が、地域および世界においてより大きな役割を果たすことが期待されながらも、同時にその難しさも指摘されている。