前向きに読み解く経済の裏側

2018年6月4日

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銀行預金は年率表示(余談)

 銀行預金に関する余談です。金利4%の預金というのは、「100円が104円になる預金」ということではありません。1年間あずけておけば100円が104円になる、という意味です。金利4%の3カ月定期預金であれば、100円が101円になるだけですし、金利4%の5年定期預金であれば、4円の金利が毎年(合計20円)受け取れるわけです。銀行預金だけではなく、国債の利回り等もすべて金利は年率表示だと思って間違いないと思います。

 銀行が時として投資信託販売促進キャンペーンとして「100万円の投資信託を購入したお客様に、金利4%の3カ月定期を100万円上限でお預かりします」と言って来ることがあります。これは、100万円が104万円に増えるというわけではないので、注意が必要です。1年預ければ4万円の利子がもらえる預金を3カ月だけ預けたら、もらえる利子は1万円です。その中から所得税等をとられるので、手元に残るのは8000円弱です。投資信託の購入時手数料の方が遥かに高かった、という結果に終わるわけですね。しかも、3カ月後には引き出しに行かない限り定期預金が自動継続になり、ほとんどゼロの金利で預かられてしまうのですね。まあ、世の中にそんな美味しい話が転がっているはずはありませんから(笑)。

  
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