2024年4月17日(水)

ビジネスパーソンのための「無理なく実践!食育講座」

2018年7月3日

野菜料理は「生」よりも「加熱」

主菜(メインディッシュ)は肉類か魚介類。
豆腐や納豆などの大豆製品も、栄養素的に似てはいるが、メインディッシュにはなりにくい。
そういう意味では卵類も同じ。
肉と魚は(好みがあることは重々承知してるが)栄養面から考えると「同じ物を何日も続けない」こと。
肉と魚を交互に選ぶのがベター。
どうしても肉や魚が続いてしまう場合には、調理法が異なる弁当を選ぶ。
鶏唐揚げの次は焼き肉、その次はビーフシチュー等々。

コンビニ弁当で「欠けがち」なのが副菜。
野菜類のおかずは(家庭での食事でも事情は同じなのだが)調理に手間がかかったり、食材費が意外に多かったりする割には、おかずとして見栄えがしない。
そのため、コスパが優先されるコンビニの店頭では優先順位が下がりがち。
つまり、副菜が充実してる弁当にはナカナカお目にかかれない。
副菜が充実してることが多いのは和風弁当で、逆に主食と主菜に偏ってることが多いのがパスタなどの麺類。
この場合には、サラダなどをもう1品つけるほうがいいのだが、麺類(400~500円くらい)と同じくらいの値段(300~400円くらい)であることが多い。
コスパが悪くなるのが悩みのタネ。
もし副菜を買い足すのであれば、生鮮サラダではなく、加熱野菜料理を薦める。

優先して食べたい卵と牛乳・乳製品

「主食・主菜・副菜が揃っているかどうか」をクリアしたら、次に考えたいのは、「毎日必ず摂取したい食品」を、きょうは食べたかどうかのチェック。
それは「卵」と「牛乳・乳製品」。

コンビニ弁当を購入する時点で、「卵」「牛乳・乳製品」をまだ食べてないという人は、これらが入っている弁当を選択しよう。
弁当に入っていないのであれば、是が非でも買い足したい。
コストが少しかかってしまう(100円~200円くらい)が、健康のための必要経費と考えよう。

卵と牛乳・乳製品のよい点は、単独で(テマヒマをかけずに)摂取できること。
牛乳はもちろん、ゆで卵もチーズもヨーグルトも(好き嫌いは別にして)買いさえすればそのまま食べられるし、おやつにもなる。
買い置きもしやすい。

さらに余裕があれば、デザートを食べよう。
甘い物ではなくデザートとしては果物かヨーグルトを薦める。
これもコストがかかってしまうが、栄養的には野菜不足やたんぱく質不足を補うことになる。
何よりも「食事の満足感」を充足できる。

コンビニ弁当で満腹感を得ようとすると過食につながることが多い。
それを防ぐために、フルーツやヨーグルトのデザートを上手に利用したい。
満足感を得ることによって、いたずらに過食することを防ぐことになり、なおかつ栄養バランスを整えることができる。

以上のことをつねに頭に入れておけば、コンビニで購入する食事が不健康であるとはけっしていえない。
一方で、おにぎりや菓子パンが悪い食べ物であるわけではないが、「それだけ」だと、これらのことが整わない。
続けていると結果的に健康を損なうリスクが高くなる。

また、言わずもがなではあるが、もし近くにスーパーマーケットがあるなら、コンビニとほとんど同じ物が2割から3割くらい安価で購入できる。
利用しないテはない。
 

  
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