2024年12月22日(日)

ビジネスパーソンのための「無理なく実践!食育講座」

2018年3月2日

味付けはとにかく薄めに!

「男の料理」と聞いて、ビジネスパーソンは、どんなことを思い浮かべるだろうか。
「バーベキューならオレに任せろ!」あるいは「すき焼きの味付けはお母さんよりもお父さんのほうがじょうずだろ?」などというのは、団塊の世代よりも上の人たちのこと。
今は、平常時に調理ができるかどうかが問われている。

(iStock/tomocam)

現代のビジネスマンは、調理を「常識」として身につけているべきだろう。
平常時の調理は「味付けは自分の勘を信じて大胆に」とか「買い物で多少の無駄は仕方ない」とか「あと片付けはオレの役目じゃない」などと、甘えていてはいけない。

無駄も失敗も他人に迷惑かけることも、可能な限り最小限に成し遂げなければならない。
経済的であり、効率的であり、地球環境に配慮し・・・・などなど、きわめて常識的であることが求められる。

そのトップは味付け。
「自分の舌やカンを信じる」などというのは、素人(調理初心者)がしてはダメ!
どうせ食べるのは家族だけだからなどと、味付けをいい加減にすると絶対に成功はしない。
失敗した料理はもちろんマズい→評価が低いのでもう二度と作りたくない→ウデが上がらない・・・・という悪循環が続くことになる。

初心者はレシピ通りに味付けをすること。
今はネットでも書籍でもレシピが簡単に入手できるので、まずはその通りにやってみる。
味付けのコツは「レシピよりも絶対に調味量を多くしない」こと。
味付けが薄ければ食卓で足せばいいが、濃い場合にはどうしようもない。

そして、同じ料理を、忘れないうちに3回作ることをお勧めする(もっとも、これは家族の理解が得られれば、の話だが・・・・)。
2回目はレシピを見ずに(レシピ通りに)作ってみる。
3回目は、自分好みの味付けで作る(これでその料理は自分の物になる)。


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